平成18年3月26日、九州電力 (株)玄海原子力発電所3号機のプルサーマル計画に対し、佐賀県と玄海町は事前了解書を交付されました。 |
電力総連は、 |
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我が国は、エネルギー資源の大半を外国に依存している資源小国であり、国民生活、経済活動に欠かすことができないエネルギー資源を将来にわたって安定的に確保することは、極めて重要なこと |
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原子力発電所で使用した核燃料にはウランやプルトニウムといった資源が残っている。核燃料サイクルにより、これを有効に利用することで、将来にわたったエネルギー資源の安定的確保につながるものと考える |
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日本のエネルギー自給率の向上と国際的公約である核不拡散を両立すべく、使用済燃料を再処理し、プルトニウムの平和利用を進めることが不可欠 |
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プルトニウム利用は、軽水炉による利用(プルサーマル)と高速増殖炉による利用を進めるべきと考える |
との認識のもと、プルサーマル計画を推進してまいりました。 |
今回、玄海3号機のプルサーマル計画に対し、地元の事前了解が得られたことは、これは、核燃料サイクルの一環であるプルサーマルの実現に向けた、意義のある一歩と受け止めております。
電力総連は、これまでどおり労働組合の立場で、原子力発電の安全・安定運転に努めていく所存であります。
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