 このセミナーは、電力総連活動の大きな柱である「ふれあいプロジェクト」の一環として1995年から開催されているもので、今回で第5回目の派遣という事になった。
ふれあいプロジェクトでは、社会貢献ボランティア活動を通じて、国内外を問わず、活動を行う一人ひとりがその必要性を自ら感じ、私たちが忘れかけている「やさしさ」「温かさ」を実感し、取り戻すことをキーワードに、このセミナーをはじめ、NGO団体への支援活動等、さまざまな活動を展開している。
この「人間と地球のふれあいセミナー」は、こうしたボランティア意識の高まりが一過性のものでなく、一人ひとりの「やさしさ」「温かさ」の輪を拡げながら、継続していくことを基本に、電力総連活動の柱として展開することを目的に行っている。
 今回の「人間と地球のふれあいセミナー」も昨年同様海外での植林経験が豊富な（財）オイスカの協力を得て、フィリピン共和国ルソン島北部において、子供の森支援校訪問・交流、ホームステイ・ホームビジットによる人間とのふれあい、フィールドワーク（植林作業）による
地球とのふれあい、ふたつの「ふれあい」をテーマに開催した。
全国から参加した16名と事務局2名のふれ愛すと（セミナー参加団員の愛称）18名は、電力総連の代表として、酷暑のフィリピンの地で15日間にわたるセミナーに臨んだ。ここにその活動の記録を紹介する。
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