1999年8月の住民投票で東ティモールの人々が独立を選択した後、独立に反対する民兵によって略奪や放火、殺人などの暴力行為が激しくなり、数多くの人々が東ティモールを逃れました。UNHCRは、これらの難民を保護し、生活必需品の配布等の救援活動を行いました。その後、東ティモールの状況が落ち着き、希望する難民(2000年8月現在で16万8千人)が東ティモールの故郷へ帰る為の支援(交通手段の手配、故郷で生活を始めるために必要な物資の配給、激しい雨季をしのぐための住居再建支援)も行いました。
電力総連は、東ティモールにおける難民の帰還を進めると同時に、ほとんどの家が破壊されてしまった東ティモールで、故郷に帰還した人々が雨季をしのげるよう地元のニーズにあった建築資材を配布したり、平和に定住を進めるための活動である「東ティモール住居修復・再建支援プロジェクト」を支援しています。
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