電力総連は、6月15日から25日にかけて「第15回人間と地球のふれあいセミナー」を、6月15日から24日にかけて「人間と地球のふれあいセミナー15周年記念スタディーツアー」を実施した。 |
「電力総連ふれあいプロジェクト」の一環であるセミナーは、海外での植林活動や現地での生活交流を通じて、次代のユニオンリーダー、社会貢献活動リーダーの養成を図ることを目的として、フィリピンのヌエバヴィスカヤ州キランで開催し、今回で15回目となる。
今回のセミナーメンバー18名は、竹製の高床式住居(バンブーハウス)に宿泊し、日中は気温35度を超える中、急斜面の山中で連日植林作業を行い、現地のワーカーさんとともにメンバー全員が協力し約3,200本の苗木を植えた。
また、15周年記念セレモニーや「オイスカ子供の森計画」支援校であるマガプイ小学校訪問やヌエバビスカヤ副知事を表敬訪問。またホームビジット・ホームステイを通じて現地の人々との交流を深めるとともに、生活の様子等も学んだ。
一方、過去のセミナー経験者を中心に9名で構成されたスタディーツアーメンバーは、キランにおいてこれまでの成果確認を行うとともに、セミナーメンバーと一緒に15周年記念セレモニーや学校訪問、ホームビジットに参加の後、場所をタイに移した。タイでは、北部にあるラオスとの国境の町チェンコーンのオイスカ植林サイトの視察や、近隣の「オイスカ子供の森計画」に参加する学校を訪問し、子供たちとの交流・記念植樹を行い、さらにはメコン川を渡りラオスに入国しメコン川沿いで生活を営む人々の様子を視察した。
これらの体験を基に、スタディーツアーメンバーは今後「人間と地球のふれあいセミナー」のあり方について検討を深めていく。
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