フィリピンでの植林活動や現地の方々との交流を通じて、 環境保全の大切さやヒトが持つ「優しさ」「思いやり」の感性を再認識!!
〜 和 〜
|
電力総連は、平成27年6月11日(木)から20日(土)の10日間、フィリピン共和国において、「第18回人間と地球のふれあいセミナー」を開催した。本セミナーは「電力総連ふれあいプロジェクト」の中心的な活動として1995年から実施し、今年で18回目の開催となった。また、海外での植林活動を通じて地球規模で進んでいる環境問題に対する意識の高揚を図ること、現地での生活や交流を通じて人間の持つ「優しさ」・「思いやり」という感性を再認識すること、また、次世代のユニオンリーダーを育成することを目的に活動を展開している。今年も全国から14名が参加し、事務局を含めると、総勢17名で活動することとなった。
現地で実施した植林活動では、30キロ程度の重さの苗木を背負いながら、急こう配の山道を約40分かけて移動した。植林スポットに到着後は、1つ1つ丁寧に苗木を植えた。炎天下と慣れない登山で大変な重労働であったが、参加者全員で協力して取り組み、3日間で、1,842本を植林した。また今回の植林活動によって、累計3万5,000本を超える苗木を植林することができた。
植林活動のほかに、近隣の小学校を訪問し、「電気」に関する出前授業や「電力総連ふれあいプロジェクト」の中で支援している「オイスカ 子どもの森計画」支援校を訪問し、子供たちとの交流や先生方との意見交換を実施した。
また、ホームビジッドやホームステイを実施し、現地の生活を体験するとともに訪問先のご家族との親睦を深めた。
このほかに、ヌエバビスカヤ州のランバート副知事を表敬訪問し、意見交換を実施した。また、副知事より長年にわたる電力総連の植林活動に対して感謝の意を受けた。
最後に、今回の活動に対する振り返りを実施した。振り返りでは、参加者一人ひとりから感想を受け、みんなで確認するとともに、活動の改善点や反省点などを話し合い、次回開催の引き継ぎ事項として整理し、本セミナーを終了した。
|