電力総連は、平成29年6月8日(木)から17日(土)までの10日間の日程で、フィリピン共和国ヌエバビスカヤ州キランにおいて、「第20回人間と地球のふれあいセミナー」を開催した。
【開催目的】 海外での植林活動を通じて、地球規模で進む環境問題に対する意識高揚を図ることや、現地での交流を通じて、私たちが忘れかけている人間の持つ「優しさ」「思いやり」という感性を再認識することを目的とする。
実施にあたっては、12構成総連から集まった13名の参加者=「ふれ愛すと」(セミナー参加者の愛称)が、上記目的を達成するため、植林作業では互いを励まし合い、打合せ時には本音をぶつけ合い、交流の際には時間の許す限り語り合うというように、誰もがどの時間においても一生懸命に研修に向き合いながら、体調不良や怪我なく全日程を終えた。 日本では味わうことのできないフィリピン共和国での非日常の体験は、過去20回の活動に参加した「ふれ愛すと」1人ひとりにとって、かけがえのない時間となるだけでなく、山肌に心を込めて植えた苗木により、ヌエバビスカヤ州キランの森の再生はもとより、その森の保水力による地域で暮らす住民の方々の水資源の確保等につながる大きな活動となっている。
【第20回人間と地球のふれあいセミナー 行程】
1日目
成田にて希望を胸に「結団式」に臨む20期ふれ愛すと
3日目
地元住民との植林活動(100名程度参加)
3日目〜5日目
心を込めて、キラン山肌に苗木を植える。