平成19年度の安全衛生活動は、「労働組合が組合員の安全を守るために行動する」ことをあらためて認識し、組合員一人ひとりの安全意識を高めるために加盟組合・構成総連・全国電力総連それぞれの役割を果たし、特に、安全最優先の意識を持つことの重要性については、死亡災害事例を見ると明らかであることから、「安全最優先」と「同じ職場で働く仲間との職場内コミュニケーション」の充実のための施策を展開してきました。
しかしながら、平成19年度の労働災害は昨年度を上回るペースで推移しており、発生してはならない死亡災害も多発している状況であり、大変憂慮すべき事態であります。
平成20年度の安全対策活動を展開するにあたっては、平成19年度の諸施策をさらに充実させるために、「安全最優先」と「同じ職場で働く仲間との職場内コミュニケーション」を継続して実施することを基本に、当事者意識をもって職場へ各安全施策を浸透させていくとともに、過去災害の事例を再確認して、同種災害の発生防止に努めていくこととします。 |