電力総連は1997年11月に、自動車総連、電機連合、CSG連合(現UIゼンセン同盟)、鉄鋼労連(現基幹労連)、全国ガスとともに「地球を救うCOCOちゃん運動」をスタートして以降「身近なこと、できることからまず行動しよう」を合言葉に、各級機関において継続的かつ積極的に取り組みを進めてきています。
2005年度は、京都議定書発効元年として位置付け、以下のとおり運動を展開していくこととしますので、構成総連および単組での取り組みをよろしくお願いいたします。 |
(1) |
内 容 |
|
夏季はノーネクタイ、冬季は重ね着により、空調温度の適正化をはかる。季節に合わせた服装を着ることなど工夫することによって空調温度の適正化に努める。 夏季の取り組みとして、毎週1回「サマースタイルデー」「カジュアルデー」を設定するなどノーネクタイ、ノージャケットを推進し、男女とも気軽に参加し易い環境づくりに取り組む。 |
(2) |
期 間 |
|
夏季は6月〜9月末、冬季は12月〜3月末を重点実施期間とする。 |
|
|
*期間や温度設定は地域事情を考慮した設定とする。
*なお、エアコンの設定温度を夏季は28℃、冬季は20℃程度を目安とする。 |
(3) |
対 象 |
|
電力総連、構成総連、単組の組合事務所及び組合役員を基本とする。また、各機関においては職場への拡大を図る。 |
(4) |
運動の展開 |
<各機関共通> |
|
・ |
各機関はこれまでの取り組みを踏まえ、より一層運動が進展するよう自ら内容を工夫・検討し、実践する。 |
|
・ |
環境に関する研修会等を開催するなど、COCOちゃん運動の理解活動に取り組む |
<電力総連> |
|
・ |
電力総連ホームページ、つばさ等を活用して、本取組みを広く周知する。 |
|
・ |
各構成総連へ運動展開のための器材、事例や情報を提供する。 |
|
・ |
「サマースーツ」については、"ネクタイやめタイ運動"の一つのアイテムとして引き続き推奨する。 |
|
・ |
各構成総連等で行われる研修会等に対し、講師の派遣・研修資料の提供などの支援を行う。 |
<各構成総連> |
|
・ |
各単組の取り組みを適宜フォローする。 |
(1) |
内 容 |
|
組合事務所、職場事務所において、エコライフの取り組みを実行して、電気、ガス、水道等の使用料等をチェック、実際にどれだけのCO2を排出しているかを記録する。
また、次年度以降についてはその排出量を基準値として削減の取り組みを行う。 |
(2) |
期 間 |
|
夏季の7〜9月末、冬季の12〜2月末を重点期間とした取り組みとするが、年間を通した運動を展開する。 |
(3) |
対 象 |
|
・ |
電力総連、構成総連、単組の組合事務所を基本とする。また、各機関においては職場事務所での取り組みを進める。 |
(4) |
運動の展開 |
<電力総連> |
|
運動の器材となる資料等を各構成総連に提供する。 |
<各構成総連および各単組> |
|
・ |
各機関は、事務所内におけるエコライフを実践し、ワークスタイルの見直しに繋げる。 |
|
・ |
各機関は、電気、ガス、水道等をチェックしたCO2排出量等の取り組み状況を全国総連に報告する。(夏季:7〜9月、冬季:12〜2月の期間の提出) |
○ |
京都議定書の発効を踏まえ、会社側への要請活動および労使共に取組める環境対策の実施 |
|
・ |
電力総連 各部会においても各事業者団体に対して要請を行う。 |
|
・ |
要請文の案文等については、別途、電力総連より連絡する。 |
○ |
空調温度の適正化をはじめ、階段利用やミスコピー利用・両面コピーなどオフィスにおけるエコキャンペーン等、労使で協調して取り組める対策について、引き続き年間を通して実施する。 |
○ |
各単組においては京都議定書発効を踏まえ、地球温暖化問題の対応に関する労使で共に取り組める環境対策について情報・意見交換を行い、環境問題についての認識の共有化を図る。 |
・ |
今年は、京都議定書が発効した年であり、わが国では新たに「京都議定書目標達成計画」が策定された節目の年であることから、再度、各構成総連の大会においてアピール等を行うなど、全組織を挙げて運動を取り組むことを再確認する。 |
・ |
わが国の「京都議定書目標達成計画」の策定を踏まえ、電力総連、構成総連、単組それぞれにおいて、京都議定書の削減目標達成に向け、組織一丸となってエコライフ運動を展開していく宣言を行う。なお、労使共同宣言での取り組みも進める。 |
(1) |
内 容 |
|
身近なことから出来る家庭のエコライフを実践する。 |
(2) |
期 間 |
|
夏期を7〜9月末、冬季を12〜2月末を基本とするが、年間を通した運動を展開する。 |
(3) |
対象者 |
|
全組合員とその家族 |
(4) |
運動の展開 |
<電力総連> |
|
運動の器材「COCOちゃん環境家計簿2005」と参考となる資料等を各構成総連に提供する。 |
<各構成総連および各単組> |
|
「COCOちゃん環境家計簿2005」をベースに独自のアイデアを加味し、オリジナル・エコライフ運動を検討し、実践する。
家庭における取り組み結果等を踏まえ、家庭における「家族団らん・エコ会議」を開催し、地球環境問題について話し合う。 |
・ |
組合員とその家族において、京都議定書の削減目標達成に向け、地球にやさしいエコライフ運動を積極的に展開する「COCOちゃんエコチャレンジファミリー」を募集し、「COCOちゃん環境家計簿2005」を活用した家庭内でのエネルギー消費を記録したデータを電力総連に報告してもらう。 |
・ |
取り組まれたエコアイデアについても電力総連に報告、エコアイデアについては、ホームページを活用して今後のエコライフ活動の参考とする。
参加・報告された組合員(家族)にCOCOちゃんファミリー認定証および記念品贈呈 |
・ |
各地域での運動の理解と促進が図られるよう、「地球を救うCOCOちゃん運動」を柱に、連合エコライフ21などと連動させつつ、地方連合会、地方議会において、組織内議員と連携するなどして取組む。 |