電力総連は、「イリスウィーク」運動を継続的に実施し、年次有給休暇の取得促進をめざすとともに、安全対策・健康増進や心のゆとりにつなげる取り組みを展開しています。特に近年では、精神的・肉体的ストレスによるメンタルヘルス不調なども課題となっており、連続休暇の取得で心身をリフレッシュさせ、ストレスを予防・軽減させることが重要となっています。また、仕事以外の時間を確保することで、ワーク・ライフ・バランスの実現につながる取り組みともなります。
なお、「イリス」とは、ギリシャ語で「虹の女神」を意味し、1週間(7日間)の連続休暇を7色の虹に例え、「イリスウィーク」とネーミングしています。
【運動の目的】 |
連続休暇の取得により、総実労働時間短縮だけではなく、酷暑期の安全対策、メンタルヘルスをはじめとする健康増進、地域・社会・家庭とのつながりの強化、心身のゆとり豊かさを実感できるよう取り組みます。
休暇は、働く者の心身のリフレッシュと疲労回復をはかり、労働力の維持増強につなげることを目的としていますので、連続で休むことで休暇の効用をより発揮させることとなります。 |
【運動の期間】 |
今年度は『平成22年4月1日〜平成23年3月31日』までの通年の運動をした上で、一般的に連続休暇を取得しやすく、酷暑期の安全対策としても効果が期待できる7月〜9月の期間を「イリスウィーク強化期間」と設定し、集中的にキャンペーンなどを実施することでメリハリをつけていくこととします。
また、新たな取り組みとして、年末年始の帰省・旅行や、ウインタースポーツを楽しむために、12月〜2月にも強化月間を設定して取り組みを促進いたします。 |
【連続休暇の考え方】 |
「イリスウィーク」運動は、ネーミングの由来にあるように1週間(7日間)の連続休暇取得をねらいとした運動ですが、今日の職場環境や休暇取得実態などから、1週間の連続休暇取得が困難な場合が想定されます。したがって、1週間の連続休暇取得を基本としながら、1週間が困難な場合には運動の主旨に沿って、できるだけ連続休暇を取得してもらうよう運動を進めます。 |
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