電力総連は、6月5〜7日「第3回ユースリーダーズセミナー」を「富士社会教育センター御殿場本校」(静岡県御殿場市)において、全国の青年リーダー91名の参加により開催した。本セミナーは次代を担う青年リーダー育成を目的として、知識向上、社会貢献、全国大での相互研鑽・交流により、青年活動の活性化を図ることとしており、今年で3回目となる。
初日は、浜野会長代理から「感謝と誇り」をテーマに講義がなされ、続いて、「私たちが目指す青年活動」についてグループで討議、それぞれのグループが考えた内容について発表した。その後の班交流では、参加者一人ひとりがこれまでの活動で経験した「アツイ話」を披露するなどして、初日を終えた。
2日目は、前日から心配された雨も弱まり、午前中は「富士山ナショナルトラスト活動」、「植樹の準備作業」について、電力総連青年委員から説明の後、参加者が3グループに分かれ、「竹切り」「竹割り」「掘起し(苗木採取)」などの作業をローテーションしながら、全ての作業を体験した。午後からは雨も上がり富士山5合目にて、過去最高 となる600本の「イヌコリヤナギ」を植樹した。雨が上がったおかげで、夜はセミナー初のキャンプファイヤーも実施でき、全国の仲間たちとの交流に一役買った。
最終日は、本セミナーに参加して感じたことをもとに、「これから自分たちが出来る事」について、ディスカッションを行った。閉講式では本セミナーの企画・運営を担当した電力総連青年委員を代表して、仲主査(北陸総連)より、参加者に「今だからできること、今しかできないこと、青年だからできること、青年にしかできないこと、今しかこうゆうセミナーに参加できない。これは自分の一生の宝、財産です。このセミナーに参加してふれあったこの日付6月5日から7日を胸に刻んで一生の思い出にして欲しい」との熱いメッセージを贈り、3日間のセミナーを終了した。
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