電力総連は、5月29日から5月31日までの3日間にかけて「富士社会教育センター御殿場本校」(静岡県御殿場市)において、「第8回ユースリーダーズセミナー」を開催した。 本セミナーは次代を担う青年リーダー育成のために、知識向上、社会貢献、全国大の相互研鑽・交流により青年活動の活性化を図ることを目的としており、今回で8回目となるセミナーは【∞(無限)】をテーマに実施した。
全国から95名の青年リーダーが参加したセミナーの1日目は、開講式からはじまり、引き続き、グループ毎に独自の「創作漢字」をメインにした「チームフラッグ」作りを行い、全グループが、それぞれの作品と、そこに込めた思いを発表した。
また、夕刻には「小林正夫」組織内国会議員(第24回参議院通常選挙組織内候補予定者)が大変お忙しいなか、青年委員へ激励に駆けつけ、国政報告および、いよいよ来年に迫った闘いへ向けての決意表明を行い、セミナー参加者全員で共に闘い抜くことを誓った。
2日目は早朝より、若杉政治渉外局長による「政治を取り巻く諸情勢について(来夏の第24回参議院議員通常選挙において働く仲間の議席を守るために)」と題し、電力関連産業を取り巻く諸情勢および、組織内国会議員の必要性や、政治に参画する事の重要性等の講演を行った。前日の「小林正夫」組織内国会議員からの国政報告もあり、参加者は大変熱心に聞き入っていた。
その後、社会貢献活動として終日フィールドワークを行い、午前中は「苗の移動」「苗の移植」「チップ作り」「苗置場の整備」の各グループに分かれ、手際よく作業を行った。 午後から、富士山の5合目に移動し、約100名でのバケツリレーによる苗木の移動や植樹等、精力的に作業をこなし約400本を植樹し、夜には昼間の作業の疲れを感じさせることなく、バーベキューやキャンプファイヤーを行い、参加者全員で楽しいひと時を過ごすことができた。
最終日は、「労働運動の歴史とリーダーの役割」をテーマに富士山ナショナルトラストの花田理事長による講義を行い、その後、最後のカリキュラムとして各班でユースリーダーズセミナーの総括についてグループディスカッションを行い、その内容の発表を行った。
閉講式では、小田部会長代理より、参加者のこれからの活躍に期待を込めた挨拶があり、その後、本セミナーを企画・運営した全国青年委員を代表して塚本主査(関西電力総連)が挨拶に立ち、今回のセミナーのテーマ【∞(無限)】に込められた「青年委員各自の無限の可能性」について、参加者に少しでもセミナーに込められた想いを感じ取ってもらい、今回のセミナーで経験したことを各構成総連に持ち帰り、青年活動のさらなる活性化に取り組んでほしい」と呼びかけ締めくくった。