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 組織の強化をめざして
 2016ユニオンカレッジを開催

ユニオンリーダーとして活動していくために
〜 電力総連 ユニオンカレッジ2016を開催 〜

電力総連は、平成28年11月1日(火)から11月3日(木)にわたり、IPC生産性国際交流センター(神奈川県三浦郡葉山町)において構成総連、加盟組合の新任役員57名の参加のもと、「電力総連ユニオンカレッジ2016」を開催した。

基調講義を行う木村会長代理

はじめに、木村会長代理が基調講義を行い「組合役員は何より組合員の負託に応えなければならない。それを念頭に置いたうえで、労働組合が第一に守るべきものは、組合員の安全である。その意識をしっかりと持って行動していただきたい」と組合役員の心構えを伝えるとともに、「ライフラインを守る使命感と社会に貢献している誇りを胸に、難局を乗り越えていかなければならない。いつか定年退職を迎えた日に『やっぱりこの会社を選んで良かった』と心から思えるよう、電力関連産業の魅力を取り戻す活動を共に進めていこう。」と参加者を激励した。

続いて、(株)日本レーザー近藤宣之社長より「労働運動と組合リーダーの役割」と題し「戦後の労働運動の変遷と組合リーダーの役割」「組織の活性化と多様化にあわせた労働組合の活動」について講演をいただいた。結びには、参加者に対し「会社は“おカネ”にフォーカスした経営を行う一方、労働組合は“ヒト”にフォーカスした運動を展開する。組合員の声をしっかりと聴くこと、また多様性を受け止めることができる能力が重要である。リーダーとしてしっかりと活動してほしい。」との励ましの言葉がかけられた。

講義を行う近藤宣之氏

2日目は、社労研大野俊三事務局長が「組織防衛の必要性」と題した講演を行い、「民主的労働運動を維持するためには、職場の異常を即座に把握することが重要であり、そのためには組合員の話を聴く姿勢を持つことが大切である」と強調した。また、労働組合は組織防衛上のチェック機能を果たす役割があり、「経営者に理解してもらうため、組合が取り組みを行うことも必要である。」とのアドバイスをいただいた。
 その後実施した電力総連役員を交えての意見交換では、各局からの取り組み状況報告をした後、参加者を4つのグループに分け、参加者の各班が前日にとりまとめた質問事項を電力総連執行委員が回答する形式で意見交換を実施した。主な質問事項として「安全衛生の取り組み」「組織強化・拡大への取り組み」「人材育成の取り組み」「エネルギー政策を巡る諸課題への対応」「電力システム改革における今後の課題」などが挙げられ、全ての項目について熱のこもった意見交換となった。参加者からも「大変参考になった」旨の感想を受けるなど、有意義な意見交換を行うことができた。

浜野喜史参議院議員

最終日は、組織内国会議員の浜野喜史参議院議員にご参加いただき、国政報告を受けた。質疑応答の時間には参加者からの職場における諸課題に関する発言に対し、浜野議員から見解を受けるなど、参加者が組織内国会議員を身近に感じることができる報告会となった。
 また、3日間を通して、富士社会教育センター鈴木晴彦常務理事から講義を受けた。「職場活動とワークルール」「コーチングの基本(上手な職場マネジメント)」「職場重点活動・安全衛生」等の講義では、民主的な労働運動の必要性について理解を深めるとともに、組合役員としての日常活動等における知識向上の一助となった。
 このほかにも、3日間の共同生活や交流などを通じて、全国大の仲間同士のネットワークづくりや連帯感を醸成することができた。

最後に、伊藤組織局長から「既に研修を提供する側にいる皆さんが今回受講生の立場で積極的に参加をいただいた。あっという間に班単位の結束が芽生えたのは正に電力総連の底力を表したものと受け止めたところ。一体感、そして積極的な参加に感謝申し上げる。カレッジ(college)の語源は仲間(colleague)であり、今後はユニオン・カレッジの卒業生として、それぞれの組織の中核として運動をリードいただきたい。」
と3日間の総括を行い、ユニオンカレッジ2016を終了した。

全体総括を行う伊藤組織局長


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