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ユニオンリーダーとして活動していくために
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2日目は、小林正夫参議院議員と浜野よしふみ参議院議員からビデオメッセージをいただき、国政報告と激励を受けた。
小林議員より、来年の参議院選挙について、後任の竹詰ひとし組織内候補予定者へのバトンタッチに向け、支援をいただきたい旨が述べられ、最後に、「良い職場、良い環境をつくっていくために、みなさんの現場の声を聞いて国会で精一杯頑張って行く」と報告した。
続いて浜野議員より、現在の政党状況が伝えられ、「野党の小さな勢力ではあるが冷静に現状をしっかり踏まえた責任ある政策を打ち出していく」と述べられた。
また、地球温暖化対策について、「2050年カーボンニュートラルについて脱炭素化だけを目的とすると日本の社会経済は深刻なダメージを受けることになる。将来的な方向性を見定めながら、安価で安定的なエネルギー供給が担保される方策を堅実に選択することが大事である。皆さまと共に考え行動していく」と報告した。
つづいて、『組織防衛の必要性』と題し、組織防衛や組合役員としての心構えについて講演をいただいた。
その中で、「会社は、業績を上げて社員の幸せを求め、労働組合は、組合員の幸せを通じて業績を上げることを求める。少しの違いではあるがその違いを意識しなければならない。企業は業績を上げることのみを目的にし、社員の幸せを忘れる。企業は命令して結果がでればいいが、労働組合はプロセスを大切にし、その中で人間性を養っていく」と述べられた。
また、「経営者には、都合の良い話は上がってくる。だからこそ、組合役員は経営者に対して、耳の痛いことを言い続けなければならならい。経営は良くして行こうと努力をする。しかし、労使関係をより良くして行こうという姿勢は乏しい。経営は上意下達で、労働組合は下意上達である。下意上達の機能が失われると現場がわからない経営者になってしまう。労働組合が職場の問題を経営に言っていくことが健全な労使関係であり大切なことである」とアドバイスをいただいた。
電力総連役員を交えての意見交換では、各局からの取り組み状況報告をした後、参加者各班で前日にとりまとめた質問事項を電力総連執行委員が回答する形式で意見交換を実施した。「組織拡大への取り組み」「コロナ禍のなかでの政治活動」「エネルギー政策を巡る諸課題への対応」「春季生活闘争への取り組み」などに対し質問が挙げられ、有意義な意見交換となった。
また、3日間を通して、富士社会教育センター 園田 英幸 理事から講義を受けた。「職場課題解決への取り組み」「上手な職場マネージメント効果的コミュニケーション」「安全への取り組み・マインド」「労基法の基本とハラスメント」等の講義を行い、「労使協議による職場課題解決」や「より良い人間関係の構築」「自分と関わる人間関係」について考え、また「職場におけるハラスメント防止対策」や「安全衛生活動におけるポイント」など民主的な労働運動の必要性や、日常活動等における知識、安全衛生、政治と暮らしのつながりなど、組合役員としての知識を深める講義となった。また、3日間の共同生活や交流などを通じて、全国大の仲間同士のネットワークづくりや連帯感を醸成した。
最後に、末竹組織局長から「コロナ禍の中での開催であったが皆さまのご協力により無事終了することができた。このユニオンカレッジでできた縁をこれからも大事にしていただき、今後の活動に役立てていただきたい」と3日間の総括を行い、2021ユニオンカレッジを終了した。
以 上
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