電力総連は、2月1日(金)〜2日(土)の2日間、東京のホテルラングウッドおいて、地方連合会の女性委員会役員として派遣されている方を対象に、連合女性派遣役員会議を開催した。
会議は、全国各地の地方連合会の女性委員会で活躍されている女性委員と、全国電力総連女性委員会の主査団を中心とした約40名の参加で開催した。
冒頭、田邊会長代理は、電力自由化をはじめとした電力関連産業における厳しい社会情勢を中心に挨拶され、電力総連の活動も、取り巻く情勢の変化を的確に捉えた迅速な対応と、先見性、社会性を持った取り組みが求められていると問題提起を行った。続いて、電力総連の活動内容と当面する諸課題について、各局それぞれから報告を行うとともに、参加した女性役員と意見交換を実施しつつ共通認識を深めた。
その後、民主党の山谷えり子衆議院議員より、「女性から観た政治」というテーマで講演をいだいた。議員立法で文化芸術振興基本法を作った時の苦労話しや、民主党ネクストキャビネット、雑誌ルーシィの投稿記事を中心に議員生活についてなど、笑いを交えた楽しい講演であった。
2日目は、「男女共同参画社会の実現に向けて」というテーマで、情報公開審査会委員の藤井龍子さんの講演を行った。藤井さんは、元労働省女性局長でもあり、育児休業法案の作成に携わった経験や、労働組合として何ができるかなどを大変わかりやすくお話いただき、2日間の会議を終了した。 |