電力総連は、「第6回全国こだま」を7月10日(水)〜12日(金)にかけて、宮城県のスポーツランドSUGOにおいて、全国から約500人のヤングパワーを集め開催した。
今回の全国こだまは、東北電力総連「全国こだま実行委員会」が企画から運営まで担当し「刻」というテーマのもと、一年以上前から取り組んできた。当日は、参加者とともに襲来した台風6号の影響を受けながらも、こだま開催日まで実行委員が刻んできた「刻」と、参加者一人ひとりが刻んできた「刻」、そして台風とともに始まった「第6回全国こだま」で共に刻んだ「刻」がひとつになり、参加した仲間に大きな感動を与えた。
全国こだま前日の7月9日午後7時、NHKニュースでは台風6号の予想進路が発表されていた。最も接近するのは7月11日(木)未明、こだま開催地である宮城県は台風進路予報円の真ん中にあった。こだま実行委員会は、参加者の集合と雨天プログラムへの変更について、深夜まで打合せを実施していた。
7月10日(水)開催当日の朝がきた。実行委員会は雨天プログラムへの変更を決定し、本番を控え雨の中でリハーサルを早朝から繰り返し行っている。そして午後2時前、北は北海道、南は沖縄から、降りしきる雨の中、貸切バスに乗った全国の青年・女性組合員たちがスポーツランドSUGOに続々と集まってきた。交通機関の影響で遅れる参加者もあったが、夕方6時前には参加者全員が集合することができた。
30分遅れで始まった第6回全国こだまは、雨天の為インドアテニスコートでスタートすることとなった。開会式で、主催者を代表し挨拶に立った田邊会長代理は、全国こだまの歴史や自らの参加体験を話すとともに、今こだまの開催を担当した東北電力総連のみなさんのご協力に心から感謝したいと述べられた。続いて、開催地東北電力総連を代表して関口会長から歓迎のごあいさつをいただき、その後、実行委員会を代表して馬場実行委員長が、歓迎の言葉と今回のテーマである「刻」についての説明を行った。
|