電力総連
ホーム アクセス サイトマップ ENGLISH 個人情報保護方針
電力総連とは?
私たちの取り組み
私たちの考え
仲間になろう
福祉・共済制度
ふれあいプロジェクト
ふれあい広場
機関紙
関連ウェブサイト

電力総連ホーム > 私たちの取り組み > 組織の強化をめざして

 組織の強化をめざして
 第6回 全国こだまinSUGO (2002.7)

それぞれの「刻」をひとつに
第6回 全国こだま in SUGO

 電力総連は、「第6回全国こだま」を7月10日(水)〜12日(金)にかけて、宮城県のスポーツランドSUGOにおいて、全国から約500人のヤングパワーを集め開催した。
 今回の全国こだまは、東北電力総連「全国こだま実行委員会」が企画から運営まで担当し「刻」というテーマのもと、一年以上前から取り組んできた。当日は、参加者とともに襲来した台風6号の影響を受けながらも、こだま開催日まで実行委員が刻んできた「刻」と、参加者一人ひとりが刻んできた「刻」、そして台風とともに始まった「第6回全国こだま」で共に刻んだ「刻」がひとつになり、参加した仲間に大きな感動を与えた。


 全国こだま前日の7月9日午後7時、NHKニュースでは台風6号の予想進路が発表されていた。最も接近するのは7月11日(木)未明、こだま開催地である宮城県は台風進路予報円の真ん中にあった。こだま実行委員会は、参加者の集合と雨天プログラムへの変更について、深夜まで打合せを実施していた。

 7月10日(水)開催当日の朝がきた。実行委員会は雨天プログラムへの変更を決定し、本番を控え雨の中でリハーサルを早朝から繰り返し行っている。そして午後2時前、北は北海道、南は沖縄から、降りしきる雨の中、貸切バスに乗った全国の青年・女性組合員たちがスポーツランドSUGOに続々と集まってきた。交通機関の影響で遅れる参加者もあったが、夕方6時前には参加者全員が集合することができた。

 30分遅れで始まった第6回全国こだまは、雨天の為インドアテニスコートでスタートすることとなった。開会式で、主催者を代表し挨拶に立った田邊会長代理は、全国こだまの歴史や自らの参加体験を話すとともに、今こだまの開催を担当した東北電力総連のみなさんのご協力に心から感謝したいと述べられた。続いて、開催地東北電力総連を代表して関口会長から歓迎のごあいさつをいただき、その後、実行委員会を代表して馬場実行委員長が、歓迎の言葉と今回のテーマである「刻」についての説明を行った。



電力総連 田邊会長代理

東北電力総連 関口会長

馬場実行委員長

 夕食は、仙台名物の「牛舌カレーライス」を堪能し、ナイトイベントでは、各班対抗のゲームを楽しんだ。その後、班交流に入ったが、全国各地からの長旅の疲れと、雨に加え東北の寒さが重なり、初日の夜は静かに更けていった。この時から「避難生活」とも言える参加者全員でのゴロ寝生活がスタートした。

運動会 2日目は、未明に台風6号が通過したことから、午前中には雨もあがり、昼頃には晴れ間も覗きはじめてきた。参加者は朝食後、班対抗の運動会をインドアコートで実施した。競技は、網くぐり抜け、飴探し、目が回った状態でのサッカーボールドリブルなどの障害物競争や、全員の呼吸が合わないと走れない18人19脚など、上位入賞を目指し各班それぞれ団結して取り組んだ。その後、クラフト作りと題して「砂時計」を作成した。これは、テーマの「刻」から時間を計る道具でもある砂時計を、自分の個性で飾り付け全員が作成し、作成に費やした一人の時間と、仲間と過ごす時間について考えようという目的で行った。夕食時には、参加者全員が様々なデザインの砂時計を首から吊るし、全国こだま参加の記念品ともなっていた。

障害物競走(網くぐり抜け)
障害物競走(網くぐり抜け)
障害物競走(飴探し)
障害物競走(飴探し)
障害物競走(ドリブル)
障害物競走(ドリブル)
18人19脚
18人19脚
大縄とび
大縄とび
クラフト作り(砂時計)
クラフト作り(砂時計)

 全国こだまのメインである「ナイトイベント」は、満天の星空で天気はいいものの台風影響で強風が残る屋外イベント広場で開催した。
 ナイトイベントは、ムカデジャンケンというゲームで始まった。ジャンケンで負けた班は勝った班の後ろへ着く。それを繰り返していくうちに、イベント広場はキャンプファイヤーの櫓を中心としたひとつの大きなシングルサークルになっていった。
 その時突然、照明が消えて真っ暗になり、どこからか何者かの歌声が聞こえてきた。それはタイマツを持った原人であった。原人は参加者に炎を分け与え、炎の輪ができた途端、キャンプファイヤーが点火され、炎を見つめる参加者たちにメッセージが読み上げられた。「このこだまで大勢の仲間と過ごした刻を思い起こしてください…、こだまの思い出が色あせたら、砂時計を手にして下さい…、多くの仲間と手をつなぎ、語り合った刻を胸に刻んでほしい…、この大切な刻を、永遠に…、あなたの胸に…」そして、シーンと静まり返ったイベント広場の空に花火の打ち上げ。星が輝くSUGOの空に花火の華が大きく開いた。
 その後、レクダンス「Good Day」を参加者全員で踊った。参加者も実行委員も一緒になって踊った。レクダンスの余韻が残る中、ナイトイベントは終わり、時間無制限の班交流へと移っていった。

タイマツを持った原人登場
タイマツを持った原人登場
タイマツを持った原人登場
キャンプファイヤー
キャンプファイヤー
夜空に広がる花火
夜空に広がる花火

 閉会式では、2004年開催予定の四国電力総連にこだま旗が引き継がれ、第6回全国こだまは病気や怪我もなく参加した仲間に感動を与えながら終了した。
 最後の班交流になった直後、各構成総連参加者から東北電力総連こだま実行委員に対して、「ありがとう!」という感謝の言葉が送られ、多くの実行委員の目元に涙が光った。
 「第6回全国こだま」は、台風6号の襲来はあったものの参加者全員でひとつの屋根の下で寝食を共にし、これまで以上に思い出に残る「刻」となった。
 東北電力総連のみなさん大変お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

閉会式
閉会式
こだま旗が四国電力総連へ
こだま旗が四国電力総連へ
レクダンス「Good day」を繰り返し踊り続けた
レクダンス「Good day」を繰り返し踊り続けた
レクダンス「Good day」を繰り返し踊り続けた レクダンス「Good day」を繰り返し踊り続けた
レクダンス「Good day」を繰り返し踊り続けた
再開を誓う
再開を誓う
実行委員を代表して馬場委員長よりあいさつ
実行委員を代表して馬場委員長よりあいさつ

『電力こだまから全国こだまへ』
 1963年に第1回を中部電労の担当で野尻湖において開催された「電力こだま」は、第28回まで続き、大きな感動を多くの組合員に与え続けてきた。その後、平成5年に電力総連単一化により、この歴史ある「電力こだま」は「全国こだま」をと名称を変えながらも電力総連運動に引継がれることとなった。
 平成4年に九州で開催された第1回「全国こだま」も、中国地方、北海道、北陸、関東と歴史を重ね、今回で第6回を迎えるととなった。参加規模が1000名から500名になったものの、こだまの目的は変わらず、「電力総連加盟組織の青年・女性の交流、ふれあいの中から人間性あふれるよりよい組織人を育成し、地域社会に貢献できる力量を養うこと」を目的としている。この「こだま」で育った若い組合員が、各組織の現執行部でも多く活躍している。

戻る
全国電力関連産業労働組合総連合ホームページに掲載された画像その他の内容の無断転載はお断り致します。
Copyright(C) 2004 The Federation of Electric Power Related Industry Worker's Unions of Japan all rightreserved.