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 組織の強化をめざして
 第12回男女平等参画フォーラムを開催!!

男性の働き方改革と女性活躍促進はイクボスが鍵!

電力総連は、2016年5月20日(金)から21日(土)に全日通会館(東京都千代田区)において、「第12回男女平等参画フォーラム」を開催した。本フォーラムは今回で12回目を迎え、各構成総連および加盟組合の役員、男女平等参画推進委員、女性委員ら総勢79名(女性48名、男性31名)が参加した。

本フォーラムは、電力総連男女平等参画推進委員会および電力総連女性委員会が連携して開催しており、「みんなHAPPY ワーク・ライフ・バランスレシピ」をテーマに、男女が共にワーク・ライフ・バランスを実現させ、いきいきと働き続けることができる職場づくりに向け、基調提起、講演、グループディスカッション、女性委員による政治研修を行った。冒頭、電力総連を代表して、内田 厚会長代理より、日本社会の男女の働き方、女性が働き続けることや子育て後の復職が難しい社会であることに触れ、国や職場環境を整えていくためには、PDCAを行うことが必要であるとし、本フォーラムを通じて、日頃の取り組みについて検証し成果に繋げて頂きたい旨の挨拶を行った。

続いて、女性委員会荒木 美帆主査(九州総連)より委員の紹介および女性委員会の活動の目的、フォーラムの企画・立案、連合女性集会への参画、政治研修会など紹介した。

引き続き、畠山 薫組織局次長より「電力総連の男女平等参画社会実現に向けた取り組み」と題して基調提起を行った。電力総連の男女平等参画活動を継続、定着させるための3つのポジティブ・アクションについて説明し、これからは同質性からダイバーシティー(異質・多様)マネジメントの考え方に転換し男性、女性、若年層、シニア層のすべての人達が参加する社会を目指し、男女平等参画活動のPDCAサイクルを確立させ、電力総連一体となり運動を展開することを提起した。

1つ目の講演では、国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課専門工事業・建設関連業振興室長 倉石 誠司氏より「もっと女性が活躍できる建設産業を目指して」と題して、建設産業における女性活躍促進についてご講演を受けた。また、女性技術者による「なでしこ工事チーム」の設置、建設産業で働く女性のネットワークづくり、女性のロールモデルを誕生させる取り組み等の事例について紹介された。

2つ目の講演では、NPO法人ファザーリングジャパン代表理事 安藤 哲也氏より、「イクボスのすすめ〜男性も含めた企業の働き方改革。上司が変われば、組織が変わる〜」と題してご講演とグループディスカッションを行った。『イクボス』とは、「職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のこと」を指すとし、職場にイクボスを誕生させる「イクボス企業同盟」の活動等について紹介があった。

講演の中では、仕事と生活の両立が困難となる日本の情況、男性の育児参加の悩みや課題、育児に関わることのメリットや特に男性の働き方の見直しが人材育成、女性活躍促進に繋がっている企業の事例紹介などがあり、働き方改革5つのポイント、イクボス管理職を増やす方法や秘訣、イクボス十か条などを学び、参加者一人ひとりがイクボス宣言を行いグループディスカッションにより共有した。

女性委員による政治研修では、小林正夫参議院議員、浜野よしふみ参議院議員がフォーラムに駆け付け、参加者全員との記念撮影後、国政報告を受けた。浜野議員からは原子力規制委員会、環境委員会においての論議内容等、小林議員からは女性が働き続けられる環境整備、長時間労働の上限規制についての国会発言等の報告を受けた。

続いて、阿部 真実女性委員(北海道総連)、野田 三紀子女性委員(東北総連)から、女性委員会が作成した、小林正夫支援機材ビラを使用し、政治活動の必要性、小林議員、浜野議員との意見交換、ビラ作成の背景等、わかりやすく、親しみやすい政治研修を行い、参加者全員で小林議員を応援することを確認し1日目を終了した。

翌日は前日の様々な取り組み事例を参考にして、「みんなのHAPPYレシピを考えよう」と題し、魅力ある電力関連産業を目指し、現在の課題、今後の取り組み内容やありたい姿について、ワールドカフェ方式によるグループディスカッションを行い、みんながいきいきと働き続けることができる職場づくりに各々が行動していくことを相互に確認し合った。

フォーラム終了にあたり、女性委員会を代表して荒木主査は、2つの講演やグループディスカッションについて触れ、今日の気づきをもとに行動に移す取り組みをお願いし、「ワーク・ライフ・ユニオン・バランスを実現して、みんなHAPPYになろう」と呼びかけた。

最後に、伊藤組織局長から総括を受け、「これからは多様な働き手で職場や組織が構成される時代。多様な働き方を求め、又認め合う心が必要となる。多様な人達が活躍していくためには『イクボス』『女性活躍』『ワーク・ライフ・バランス』の3点セットとトップダウン、ボトムアップがうまくかみ合うことが重要である。みんなで電力関連産業全体の空気を変えていこう」と締めくくり、盛会の中本フォーラムを終了した。

小林議員、浜野議員とフォーラム参加者

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