電力総連は、9月8日(水)〜9日(木)、大阪市の大阪国際会議場において、来賓、役員、代議員、そして傍聴者など全国各地から約1,300人を集め、第24回定時大会(中間大会)を開催した。
大会の冒頭挨拶に立った笹岡会長は、今年7月に施行された参院選における小林正夫氏の当選について、組織内ならびに支援組織が一年余りにわたり取り組んだ成果であり感謝を述べるとともに、同議員の今後の活動に対し期待の意を表した。
また、関西電力美浜発電所における蒸気噴出事故に触れ、犠牲者に哀悼の意を表したうえで、「死傷者が出た重大労働災害であるとともに、原子力全般・社会的信頼にかかわる重大事故」と述べ、電力総連としても再発防止に向けて全力を傾注することを表明した。
大会には来賓として、藤井裕久・民主党幹事長、太田房江・大阪府知事、笹森清・連合会長、など多くの来賓に駆けつけていただきご挨拶をいただいた。
また、組織内議員の藤原正司、小林正夫両参議院議員が駆けつけ、国政情勢、決意表明など挨拶を受けた。
その後、2003年度の活動報告や会計報告が承認された他、大会2日目には、2004年度の運動方針や会計予算について質疑・意見討論などを経て、満場一致ですべての議案が可決・承認された。
最後に執行部を代表して笹岡会長が挨拶に立ち、連合を支える組織として電力総連らしく地道でも一歩一歩明日に向かって共に手をつなぎ歩んでいきたいと述べ、参加者全員の拍手で大会を締めくくった。
参考資料:電力総連第24回定時大会
議案書
(PDF 6,054KB) |