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 定時大会
 電力総連 第34回定時大会(2014.9.3〜4)

揺るぎなき仲間の絆・連帯で難局を乗り切ろう

電力総連第34回定時大会 静岡県伊東市「伊東市観光会館」にて


 
  木村議長(左) 板ア副議長(右)

 電力総連は、平成26年9月3日(水)〜4日(木)、静岡県伊東市「伊東市観光会館」において、第34回定時大会を開催し、12構成総連、代議員281名(内女性29名)、代議員(中央委員)67名(内女性6名)、計348名(内女性35名)、および特別代議員12名が出席し、傍聴を含む約1,300名が全国各地より参集した。
議長団選出においては、議長に木村 健一代議員(関東電力総連)、副議長に板ア 淳子代議員(中部電力総連)が承認された。


 大会挨拶に立った岸本会長は、「1997年に開催した第17回大会以来となる伊東の地に全国各地から代議員大会構成員ならびに伊東市からは石井副市長、連合本部からは神津事務局長、連合静岡からは池冨会長、政党関係から民主党海江田代表の皆様にご出席いただき、お礼を申し上げる。時代の分岐点と言われる中に、政治、経済、社会そして電力労働運動も電気事業にとってもまさに激変・激震という感がある。電力関連産業、組合組織にとって「原子力政策に対する逆風の継続」「電力システム改革をはじめとする改革議論の進展と将来不安の増大」「労働組合と政治のかかわり方の混乱」「求心力が問われる労働運動の困難性」などどれをとっても時代の波に翻弄されている。そうした中で、各地域で展開されている構成総連と加盟組合の日頃の奮闘に心より感謝申し上げる。とりわけ記録的な豪雪や今般の広島をはじめとする集中豪雨など、全国各地での多くの自然災害に対する復旧作業や全国的に電力供給の逼迫が深刻化する中での電力安定供給、福島第一原子力発電所では、難航する水処理を巡る対応や避難されている方々のご帰還、被害にあわれた皆様への賠償・支援に向け献身的な取り組みを続けている仲間の皆さんに敬意を表すると共に、仲間を支えていただいているご家族の方々に感謝を申し上げる」と今日までを振り返った上で、以下の3点に触れあいさつした。

  1. 働く者を取り巻く情勢と労働運動
  2. 電力総連運動を進めていくうえでの基本認識
  3. エネルギー政策を巡る課題
    (詳細については、「電力総連第34回定時大会会長あいさつ」を参照)

来賓紹介

 大会来賓では、伊東市より石井副市長、連合本部より神津事務局長、連合静岡より池冨会長、政党関係から民主党海江田代表、組織内国会議員の小林参議院議員、浜野参議院議員が大会に駆けつけご挨拶を頂いた。

左から
石井伊東副市長
神津連合本部事務局長
池冨連合静岡会長
海江田民主党代表

左から
小林参議院議員 浜野参議院議員



 
経過報告する川田事務局長  
 2013年度一般経過報告では、川田事務局長より、安全衛生活動の強化、教育活動と人材育成の取り組み、総合的労働条件の維持・向上、エネルギー政策、産業政策課題への対応、政治活動などを報告した。 続いて、一般会計・年金会計等の財務報告が行われ、報告事項の全てについて一括承認された。 新規加盟組合紹介では、この1年間で2組合157名が私たちの仲間になり、代表の方々を紹介し、大会構成員全員の万雷の拍手で激励を行った。
2013年度新たな仲間となった新規加盟組合

チクシ電気労働組合(九州電力総連・左)、九電みらいエナジー労働組合(九州電力総連・右)


 
議案提案する小田部会長代理  

引き続き、第1号議案の2014年度運動方針について小田部会長代理より提案を行い、第2号から第9号議案含め質疑・討論、意見・要望を行った。
質疑では、安全衛生活動の取り組み、政策実現に向けた理解・要請活動の展開、電力総連の今後の組織のあり方などの質疑を行った。
意見要望では、男女平等参画社会の実現、育児・介護等の家族的責任が果たせる環境整備、エネルギー政策や規制のあり方についての組織内国会議員、各関係方面への対応、第24回参議院議員選挙の取り組み等について意見が出された後、川田事務局長による総括を行った。第1号議案から第9号議案の提案された議案は満場一致で承認された。



 また、各関係機関で電力総連の代表として活躍する派遣役員紹介、役員補充選出について報告、2014年度の役員紹介を行った。また、今大会をもって退任される6名の役員のこれまでの労をねぎらい、岸本会長より表彰を行った。

派遣役員

左から
佐藤インダストリオール-JAF事務局長、木村連合副事務局長、竹詰連合経済対策局長、前田連合総合生活研究所研究員、市瀬全国電力生協連副理事長、小島全国電力生協連専務理事

退任役員の皆さま

左から
杉村前四国電力総連会長
瀬前電保部会長
小林前電力総連執行委員

左から
坂元前国際労働財団招聘グループリーダー
佐々木前全国電力生協連専務理事
佐藤前特別執行委員


 最後に役員を代表し岸本会長より2点について触れた。「1点目は『組織課題』について、大変革、大競争時代にどうすれば企業の枠や発想を超えて産業全体の発展と仲間の安心・安全を作り出すのか。どうすれば社会から信頼され、頼りにされる存在としてあり続けられるのか。その議論のステージは産別であり、皆さんの一層の参画を期待する。
同時に私ども自身が内外の動静を見据えて活動の柱を建てていくことが重要であり、そうしたことを通じて加盟組合が企業の壁を越えた運動へと発展していくものと考える。また、企業に対して、一層の緊張感のある労使関係のもとでの労使の信頼関係をより強固なものとした上で、職場の納得性を得ていく視点が重要である。2点目は『組織の連帯』について、環境が大きく変わっていく今この時、いかに職場を束ね、組織を束ねていくか、口で語れるほどたやすいものではない。元来、働く者一人ひとりは弱い立場にあり、時としてひるみそうになり、悩むこともある。だからこそ「絆と連帯」である。主張すべきは主張し、纏まるときは太く纏まっていけるよう、皆さんの各段のご協力をお願い申し上げる。」とし、大会構成員、大会準備委員、大会期間中にご協力いただいたすべての皆さまに感謝し、ガンバロー三唱で2日間にわたる大会を締めくくった。

大会構成員全員でガンバロー三唱

大会準備委員:関東総連の皆さん

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