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 定時大会
 電力総連 第36回定時大会(2016.9.7〜8)

「仲間の連帯と団結」積極果敢に邁進する!
〜全国各地から約1,250名が参集、
電力総連2016年度がスタート!!〜

電力総連は、平成28年9月7日(水)〜8日(木)、「大阪府立国際会議場」において、第36回定時大会を開催し、12構成総連、代議員344名(内女性37名)および特別代議員12名が出席し、傍聴を含む約1,250名が全国各地より参集した。

議長団には、議長に、小松 隆 代議員(関西電力総連)、副議長に、大城 雅 代議員(沖縄電力総連)を選出し承認された。

【議長団】
 ・議 長:小松 隆 代議員(関西電力総連)
 ・副議長:大城 雅 代議員(沖縄電力総連)

岸本会長あいさつ

挨拶する岸本会長

大会挨拶に立った岸本会長は、「大阪の地での大会は2004年の第24回大会以来12年ぶり。前回の大阪大会においては、小林 正夫さんが党内第1位で初陣を飾る大会でもあり、そして本年7月の夏の陣においては党内1位で三度国政に送ることができたことは感慨深い大会である。

本年4月に発生した熊本地震、さらには東北・北海道を襲った台風10号をはじめとして、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げると共に一日も早い復興をお祈り申し上げる」と挨拶し、この一年間を振り返り「現場第一線では、全国各地の多くの原子力発電所が長期停止を余儀される中、火力発電所のフル稼働における課題や安定供給への対応、グループ一体となった一層の経営効率化への対応、福島第一原子力発電所廃止措置への対応や原子力関連施設の新たな規制基準への対応、電力自由化への対応、相次ぐ自然災害による早期復旧への対応、そうした中での2016春闘をはじめとする労働諸条件の維持・向上の取り組みや第24回参議院選挙への対応など、正に激動の月日であったが、組織の英知を結集し果敢に対応してきた一年であった」と述べ、改めて運動に参画していただいた皆さんに敬意を表した。

続いて、運動を進めていく上での基本認識と当面する諸課題として以下について触れられた後、産別の要である川田事務局長が人生半ばにして病に倒れられ、電力総連として極めて残念であり悲しい出来事であったと改めてご冥福をお祈りするとともに、22万結集のもと「仲間の連帯と団結」によって積極果敢に邁進していくとし挨拶を締め括った(詳細については「第36回定時大会会長挨拶」を参照してください)。

2015年度 一般経過報告

経過報告を行う内田会長代理

内田会長代理より安全対策、組織拡大の取り組み、教育活動、男女平等参画社会への取り組み、総合的労働条件の維持・向上、2016春季生活闘争の取り組み、原子力発電所の再稼働に向けた取り組み、エネルギー政策を巡る課題への対応、政治活動などを報告した。

質問、意見・要望については、九州電力総連より熊本地震に対する支援についての感謝とお礼、関東電力総連より第24回参議院議員通常選挙への取り組みについて小林議員出身単組の立場からのお礼の発言があった。一般会計・年金会計等の財務報告など報告事項の全てについて満場一致で承認された。

新規加盟組合紹介

この1年間で電力総連の仲間に加わった3組合を紹介し、大会構成員全員の万雷の拍手で激励を行った。

東双不動産管理労働組合 佐藤執行委員長

テプコカスタマーサービス労働組合 近藤委員長

PEC労働組合 大M委員長

労働組合名 代表者
東双不動産管理労働組合(関東電力総連) 佐藤 就 執行委員長
テプコカスタマーサービス労働組合(関東電力総連) 近藤 輝彦 執行委員長
PEC労働組合(沖縄電力総連) 大濱 康啓 執行委員長

議事 第1号議案 2016年度運動方針

執行部より提案を行った後、質疑・討論・意見・要望に入った。

質疑では、安全衛生活動、男女平等参画推進活動、総実労働時間短縮への取り組み、原子力賠償法の見直し、民進党との関わり方などについての質疑・応答がなされた。

意見・要望では、安全衛生活動、電力関連産業政策の改定、政治活動、青年活動などについて意見・要望が出された後、内田会長代理より総括を行った。

運動方針案を提案する内田会長代理

財政方針案を提案する今中局長

財政方針案を提案する加藤部長

その後行った採決では、第1号議案から第9号議案の提案された議案は満場一致で承認された。

全ての議事について満場一致で可決・承認された

この他に

このほかに、ご来賓の方々(新井 純 大阪府副知事、神津 里季生 連合会長、山崎 弦一 連合大阪会長、岡田 克也 民進党代表)からご挨拶をいただいた。また、組織内国会議員である小林 正夫 参議院議員、浜野 よしふみ 参議院議員からもご挨拶をいただいた。

また、各関係機関で電力総連の代表として活躍する派遣役員の方々を紹介した後、2016年度新役員を選出し、承認を受けた。

続いて、今大会をもって退任される5名の役員の方々の表彰を行い、これまでの功績を讃えるとともに労をねぎらった。

〜 ご来賓の方々 〜

新井 純 大阪府副知事

神津 里季生 連合会長

山崎 弦一 連合大阪会長

岡田 克也 民進党代表
※大会当日の役職

小林 正夫 参議院議員

浜野 よしふみ 参議院議員

特別執行委員の皆さま

最後に

締めくくりとして、役員を代表して岸本会長より「これから、働き方改革、労働時間短縮、36協定の上限規制の取り扱い、インターバル規制導入など、私達が思っている以上に、政府は本気度とスピードを速めるのではないか。電力総連を取り巻く環境は、大変革、大競争という時代にあって、どうすれば企業の枠や発想を超えて、我が産業全体を発展させ、仲間の安心、安全を作り、社会から信頼され、頼りにされる存在としてあり続けられるのかという点について、私たち自身が内外の動静をしっかりと見据え、軸を明示していくことが重要である」と力強く述べられた。

最後に大会構成員全員によるガンバロー三唱を行い、2日間にわたる全大会の日程を終え、新年度がスタートした。

大会準備委員を務めていただいた関西電力総連の皆さま

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