イリスウィーク運動

令和6年度(2024年度)イリスウィーク運動の展開

~みんなで取得 連続休暇 自然と増える家族の笑顔~

電力総連では、安全や健康確保の観点はもとより、家庭や地域社会における生活時間の確保など、ワーク・ライフ・バランスの実現にも資するよう、「年間総実労働時間短縮」や年次有給休暇の連続取得の推進の一環として、「イリスウィーク運動」を展開してきました。
電力総連大における年間有給休暇取得日数は、「イリスウィーク運動」や春季生活闘争等を通じた年次有給休暇取得促進の取り組みの継続により、経年的に増加傾向にあります。
多忙を極める現代社会において、心身の健康をどう維持していくかは社会的な課題となっており、日本社会全体で働き方・休み方の見直しが進められています。
電力関連産業でも、業務の高度化や人手不足により個々人の業務負荷が増している職場が見受けられ、適切な休息の確保による心身のリフレッシュの重要性が高まっています。
したがいまして、下記のとおり、令和6年度も連続休暇取得を基本とした休暇取得向上に向け「イリスウィーク運動」を実施することといたします。

運動の目的

総実労働時間の短縮だけではなく、酷暑期・厳寒期をはじめとする安全対策の促進、メンタルヘルス対策等健康障害の未然防止、地域・社会・家庭とのつながりの強化、心身のゆとり・豊かさを実感することを目的とし、休日・祝日等にあわせた休暇取得により連続休暇となるよう展開する。

参考

連続休暇の必要性

休暇の適切な取得によって、労働者の精神的・肉体的疲労を解消したり、心の余裕を生み出すことができ、過労死やメンタルヘルス疾患といった健康障害の未然防止や各種作業の安全確保に資するほか、労働意欲の喚起や作業効率の向上なども期待される。連続して休務することによってこうした休暇の効用をいっそう高めることができる。
また、家庭における役割や地域社会とのつながり、自己啓発などに取り組む生活時間の確保によって、個々人の生活と仕事の調和にも寄与する。

「イリス」とは

ギリシャ語で「虹の女神」を意味し、1週間の連続休暇(7日間の連続休暇)を7色の虹に例え、「イリスウィーク」と命名している。

年間キャッチフレーズ

みんなで取得 連続休暇 自然と増える家族の笑顔

運動の期間

令和6年4月1日~令和7年3月31日までの通年の運動としたうえで、夏季安全衛生推進運動を展開する7月~9月、および冬季安全衛生推進運動を展開する12月~2月については「イリスウィーク運動強化期間」と位置付ける。

連続休暇の考え方

「イリスウィーク運動」は、ネーミングの由来のとおり、1週間(7日間)の連続休暇を取得する運動であることから、連続休暇日数は、1週間を基本とする。
ただし、業務上の特性などにより1週間の取得が困難な場合は、運動の目的を踏まえ、極力連続休暇が取得できるよう努める。