皆さんも記憶にないですか?良いとわかってはいるけど出来ないことってありますよね。
マイ箸運動のことはわかってはいるが、なかなか持ち歩くまでには至らない現状がある。そう思った私たち原電労組は、何とかマイ箸運動が定着しないものかと考え、昨年環境家計簿の取組みに合わせて参加賞という形でマイ箸を進呈することとしました。
そして、能登沖地震の復興支援に少しでもお役にたてればと思い、輪島塗の箸にすることにしました。伝統工芸品を後世に残して行くため、地元の皆さんが守ってこられた巧みの技を、地震の被害に負けることなく今後も引き続き守ってもらいたいという気持ちを組合員の皆さんにも伝えたいとの思いを込めて、輪島塗箸の購入を決め、携帯箸袋は手作りのものにしようと考えました。
携帯箸袋は、某役員の奥様に全面的に協力を頂き一枚いちまい手作りで仕上げていただきました。完成までには、反物(布地)を型紙に合わせて裁断して、細かいパーツ(紐、ビーズ)を縫い合わせて、途中まで縫ったものをひっくり返して、アイロンをかけてシワを伸ばし、仕上げ縫いをする。と、簡単に書きましたが、大変だったそうです。奥様一人では大変ではないかということで、旦那様(某役員)と、お子様が手分けして、分業化して仕上げたそうです。
「みんな大事に使ってくれるかな」「少しは環境対策になるのかな」「マイ箸を持つ人が増えたらいいな」「ブームになるといいね」など、ご家族で話ながら作業をしたそうです。
完成した携帯箸袋に、組合室で書記職員と役員みんなで箸入れを行いました。
「うん、いい出来だね」「手作りとは思えない出来だね」「組合員は喜んでくれるよ」「マイ箸が定着するといいな」など、話を弾ませあっという間に作業は完了しました。
実際、組合員に配った反応は大変良かったです。もらっていない人が「それ何??僕もほしいな」などと反響は大。特に、役員は全員マイ箸を携帯するようになりました。今後も、運動として継続して行きたいと考えております。
簡単な作り方は参考資料を参照してください!! |