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日本UNHCR協会 アフガン帰還民支援(住宅再建支援)

 日本UNHCR協会とは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が行う援助活動に対する、民間からの公式支援窓口として 2000 年 10 月に設立された NPO 法人であり、UNHCR駐日事務所と連携して広報・募金活動を行っています。
 アフガニスタンでは 1979 年にソビエトの侵攻が始まり、 1989 年のソビエト軍撤退後には内戦が始まり約 620 万人の人々が難民となりました。
 UNHCR では、長年パキスタンやイランなどの近隣諸国に避難し、難民キャンプで避難生活を送るアフガン難民の支援をしています。
 タリバン政権崩壊後の 2002 年春以降、故郷への帰還が本格化し 2002 年 3 月から 2005 年 12 月までの間、 UNHCR とアフガニスタン当局の支援により約 420 万人がアフガニスタンに帰還しました。帰還に必要となる交通費(一人当たり 5 〜 35 米国ドル)を支給し、当面の生活を再スタートできるよう、ビニールシート( 1 枚約 500 円)、毛布( 1 枚約 300 円)、水汲み容器( 1 個約 300 円)、石鹸や生理用品などを支給します。また UNHCR のパートナーである WFP (世界食糧計画)を通じて、小麦や米が支給されました。帰還後は学校の再建、教育の再開も支援します。


住宅再建の資材を受け取るアフガン帰還民
住宅再建の資材を受け取るアフガン帰還民

 帰還支援のなかでも重要なプログラムは住宅の再建です。内戦により破壊された家が約 50 万戸以上と推定され、帰還した人々が再び避難民となってしまうことが懸念されます。
 アフガニスタンの復興・再建を確固たるものにするためには住宅を再建し、帰還民が故郷に再定住できることを目指しています。
 この支援は、 UNHCR が建築した住宅に帰還民が単に入居するものではなく、帰還民自らが再建するところに特徴があります。


帰還民みずから再建作業にあたる
帰還民みずから再建作業にあたる

アフガニスタンに帰還し住宅を再建する人々
アフガニスタンに帰還し住宅を再建する人々


 UNHCR が地元では入手が難しいドア、窓ガラス、梁などの主要な建材と工具を支給し、帰還民自身が日干しレンガの製作や再建作業を行います。作業が困難な人々は地域住民が協力しますが、その間の生活費の一部を UNHCR が負担します。


住宅再建を手伝う男の子
住宅再建を手伝う男の子


  一般的なアフガニスタンの家は平均すると約 10 万円で再建できます。 2004 年末までに 10 万 3713 戸が再建され、多くの家族が再びひとつ屋根の下で暮らせるようになりました。


2005ふれあいカンパ支援金贈呈 南雲事務局長(左)榎川常務理事(右)
2005ふれあいカンパ支援金贈呈 南雲事務局長(左)榎川常務理事(右)



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