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 安全衛生推進運動
平成22年度 安全衛生対策活動について

【平成22年度の安全衛生活動の考え方】

 平成21年度の安全衛生対策活動は、「安全最優先」と「一声かけ 安全・あいさつ運動」等の取り組みを基本に、職場へ各安全施策を浸透させていくとともに、職場内コミュニケーションの充実により、災害の発生防止、安全意識の醸成、メンタルヘルス不調者を出さない職場づくりに努めてきました。
 電力総連における平成21年度の労働災害については、構成総連・加盟組合の取り組みにより、発生件数は前年度から減少傾向にあるものの、依然7件8名(H22.3.3現在)の死亡災害が発生している状況にあります。さらに、社会的には職業生活等において強い不安、ストレス等を感じる労働者も増加傾向(労働者健康状況調査 厚生労働省)にあると言われており、働く仲間とその家族が安全で安心できる職場環境づくりに向け、職場が一体となって更なる取り組みを進めていかなければなりません。

1.安全対策

 平成22年度の安全対策活動は、「労働組合が電力関連産業に働くすべての労働者の安全と健康を守る役割を担っている」ことを今一度認識し、「ゼロ災職場づくり」を目指して、「安全を最優先する職場風土の醸成」と「同じ職場で働く仲間との職場内コミュニケーションの充実」を基本に、引き続き取り組みを展開することとします。
 今年度も、職場の安全点検として「労働環境点検活動」等により職場環境の改善を図り、年度中に発生した重大災害(死亡、感電、墜落・転落)については、労使が共同して迅速な再発防止対策に取り組むとともに、情報の共有化による類似労働災害の発生防止に努めていくこととします。また、昨年度の重点取り組みであった、加盟組合・構成総連における「安全対策に関する労使協議の充実」と「協力会社を含めた安全対策の徹底」および夏季・冬季における「安全衛生推進運動」も引き続き展開していくこととします。


2.衛生対策

 平成22年度の衛生対策活動は、職場における要員事情に加え、業務の高度化・多様化による負担感の増大により、仕事に対する強い不安やストレスを感じている労働者が増加する傾向にあることを踏まえ、労働者の健康管理や労働時間管理等が適切に実施されているかを労使間で協議・確認するとともに、引き続き、職場内コミュニケーションの充実を図っていくこととします。
 また、「電力総連メンタルヘルス対策」の浸透はもちろん、「メンタルヘルス対策チェックシート(別添参照)」等による職場状況の把握に努め、メンタルヘルス不調者を出さない職場づくりを進めることとします。


【具体的取り組み】
○年間キャッチフレーズ  
  「『最優先』仲間の安全 仲間の健康 必ず守る家族の笑顔」
1.安全衛生管理意識の高揚を図るための施策の継続実施
(1) 職場の安全衛生点検活動の実施

 

 危険・不安全要因の事前排除、労働者負担軽減を目的とした、適正な労働時間管理 等、職場環境の安全衛生点検を実施していくこととします。
 また、電力関連職場における類似災害の発生防止、構成総連・加盟組合における労働災害発生傾向を踏まえた対策・対応について、労使で協議し、安全・安心な職場環境の醸成を図ることとします。
 実施にあたっては、「夏季・冬季安全衛生推進運動」「対話活動強調月間」「労働環境点検活動」等、職場の実態に合わせて随時取り組むこととします。
(2) 「一声かけ 安全・あいさつ運動」の展開 〜職場内コミュニケーションの充実〜
 労働災害やメンタルヘルス不調者を出さない職場環境のためには、一人ひとりの安全意識の高揚とそれを仲間と共有する職場風土、そして何よりも協力会社を含めた、同じ職場で働く仲間とのコミュニケーションが必要不可欠です。
 そのためにも、職場の組合役員が日頃から「おはよう」「ご安全に」等の声かけや挨拶を率先して実践することに加え、「対話活動強調月間」や「加盟組合の職場集会」等を活用し、組合員に対しコミュニケーションの重要性を周知するとともに、同じ職場で働く仲間(他産別の加盟組合や未組織労働者)と一体となって、職場でのコミュニケーションの充実に努めることとします。
(3) 広報媒体の活用
 

@安全衛生ポスター

 電力総連で年間を通した安全衛生ポスターを作成し、年間を通して職場や大会会 場等へ掲示することとします。なお、「夏季・冬季安全衛生推進運動」時にも構成総連と連携して作成することとします。
  A機関紙等
 電力総連は、「ホームページ」「つばさ」「フォトニュース」「WING」を活用し、 安全衛生対策の取り組み、各種情報提供に努めます。

2.今年度の重点取り組み
(1) 安全衛生対策に関する労使協議の充実
 

各級機関において安全対策に関する労使協議を定期的に実施し、且つ、効果的に運用されているかを再確認し、改善すべき点は、会社と協議し改善することとします。

@ 加盟組合は、企業の安全衛生年間活動・管理計画・安全衛生教育の計画等の策定時に、事前の労使協議を十分行い、労働組合として職場実態把握を踏まえた課題提起を反映していくこととします。
A 加盟組合は、職場からの安全に関する改善要望や「重大災害再発防止対策集」の内容を踏まえて職場環境を点検し、改善すべき点は労使協議や安全衛生委員会にて会社側と協議し改善に努めることとします。
B 構成総連は、加盟組合が取り組む、安全対策活動の充実に向けた支援を行うこととします。
(2) 協力会社を含めた安全対策の徹底
加盟組合は、協力会社においても「電力総連再発防止対策集」の共有化に努め、「労働組合が電力関連産業に働くすべての労働者の安全と健康を守る役割を担っている」との観点から、労使協議において協力会社を含めた安全対策の徹底を求めるとともに、協力会社との合同懇談会や合同研修会、協力会社への安全要請、意見箱設置等の取り組みから広く課題を把握していくこととします。
(3) グループ労使懇談会を通じた安全対策の推進
  構成総連は、グループ労使懇談会を通じて、「グループ経営方針」「技術力・人材育成」「協業体制」「安全とコストの考え方」「協力会社の安全」「適正な労働時間管理やワーク・ライフ・バランス」等、グループ全体での安全衛生対策の徹底について論議を深めるものとします。

3.重大災害の再発防止対策
(1) 電力総連の取り組み
  重大災害の再発防止対策の情報の共有化を図るため、2009年度発生分の再発防止対 策はもちろん、今年度発生分についても随時集約し、デスクネッツに掲載します。
(2) 加盟組合・構成総連の取り組み
「重大災害再発防止対策集2007・2008年度版」の冊子およびデータを活用・周知す るとともに、あらゆる場面で会社側へ類似災害防止に向けた取り組みを要請するこ ととします。

4.メンタルヘルス対策
(1) 電力総連の取り組み
  @

加盟組合におけるメンタルヘルス対策活動事例(職場における好事例、取り組み課題、対策集の活用事例等)を集約し、情報の共有化を図るとともに、メンタルヘルス対策チェックシート等を利用した職場点検についても、各構成総連と連携しながら展開することとします。

A あらゆる機会を利用して、「電力総連メンタルヘルス対策集」の周知に努めます。
B メンタルヘルス対策に役立つ情報の提供を行います。
(2) 加盟組合・構成総連の取り組み
@ 「電力総連メンタルヘルス対策」について、周知を含めた研修会等を継続実施するとともに、組合役員がチェックシートをもとに職場点検を実施し、職場へのさらなる浸透、メンタルヘルス対策への意識の醸成を図ることとします。
  A 組合員のメンタルヘルスに対する意識を高めるため、組合員およびその家族が労働者の疲労度を判定できる「労働者の疲労蓄積度チェックリスト(労働者用、家族用)」や「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(厚生労働省)」等、電力総連のホームページにリンクしている情報についても周知しながら効果的な活用に努めることとします。

5.夏季・冬季の期間における安全衛生推進運動の展開
 電力総連の全加盟組合が『安全衛生対策』に対して一体になって取り組むべく、今年度も「夏季・冬季安全衛生推進運動」を展開し、厳しい作業環境における労働者の安全と健康を守ります。
  なお、「夏季・冬季安全衛生推進運動」は、「イリスウィーク運動」と協調して取り組むこととします。
(1) 「安全衛生推進運動」の展開について
  @

実施期間
<夏季> 平成22年7月1日(木)〜平成22年9月30日(木)
<冬季> 平成22年12月1日(水)〜平成23年2月28日(月)

  A キャッチフレーズ
年間スローガンや過去のキャッチフレーズもしくは新たなキャッチフレーズを使用する。
(2) 電力総連および構成総連・加盟組合の取り組み
@ 電力総連の取り組み
対応する各事業者団体へ協力要請を行います。
安全意識高揚に向けたポスターを作成します。
機関紙等を活用し、取り組みの周知や安全衛生に関する情報を提供します。
各構成総連等で行われる研修会等に対し、講師の斡旋・派遣等の支援を行います。
A 加盟組合・構成総連の取り組み
安全をテーマとした職場対話活動や研修会、安全パトロールの実施、要請活動等、協力会社を含めた取り組みについても検討し、積極的に取り組むこととします。
それぞれの地域特性や各業種の特性を考慮した安全衛生対策について労使協議や安全衛生委員会で論議し、具体的な施策を講じることとします。
構成総連は加盟組合の実態や取り組みについて把握し、電力総連の安全衛生対策委員会等の場を通じて、水平展開を図っていくこととします。
安全衛生ポスター


以 上



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