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 春季生活闘争
 2004春季生活闘争

2004 春季生活闘争スタート!!(2004.2.19)
雇用と総合的労働条件を守る
 2月19日(木)部会構成組合をはじめとして、加盟組合の多くが要求書を提出し、電力総連2004春季生活闘争がスタートした。同日、笹岡電力総連会長は、電気事業連合会に対し、「私たちは組合員の雇用安定・確保の取り組みを推進している。経営側におかれても、電気事業の健全な発展のためこの趣旨を十分理解され、電力関連産業全体の雇用安定に最大限の配慮を要望する。」との考えを表明した。
 また、要求書提出に先立ち、各構成総連の代表者を構成員とする第1回中央交渉推進委員会を2月13日(金)に開催し、当面の進め方などについて論議を行い、次の内容について確認した。

≪交渉の基調≫
 今次交渉は、深刻な経済状況や厳しさが続く雇用情勢などを背景にこれまでにない厳しい交渉となることが想定されます。このような状況にあっても、組合員の雇用と総合的労働条件を守るため「電力総連2004春季生活闘争方針」に基づき、電力総連、各構成総連、各部会、各加盟組合の連携を強化し交渉を推進していくこととします。

≪当面の進め方(概要)≫
◎申し入れおよび要求書提出
 雇用安定に関する申し入れおよび要求書提出については、原則として2月末までとし、遅くとも3月末までとします。
◎当面の日程
 第2回交渉推進委員会を3月9日(火)に開催し、以降の日程については、連合や他産別の動向などを総合勘案し決定します。
◎情報活動
 情報の共有化を図るとともに、各組合の交渉を支援するため、各情報や資料の発信を行います。
◎連絡体制の確立
 電力総連内の連携を円滑にするため、連絡体制を確立します。
◎中小・地場組合の共闘強化
 連合の方針に基づき、連合中小共闘センターに登録し、中小・地場組合の支援を行います。
電気事業連合会に対して雇用安定の考えを述べる笹岡会長
電気事業連合会に対して雇用安定の考えを述べる笹岡会長
中国電機製造労組 四電工労組
加盟組合の多くが要求書を提出(左:中国電機製造労組、右:四電工労組)



電力総連「第2回中央交渉推進委員会」を開催(2004.3.9)
今後の交渉の進め方を確認
 電力総連は、3月9日(火)に第2回中央交渉推進委員会を開催し、今次、春季生活闘争の交渉状況と今後の進め方について確認した。
今後の進め方では、加盟単組すべてが3月中に要求書を提出することや連合の解決促進ゾーンを踏まえて、遅くとも4月中の解決に向けて交渉を強化することなどが確認された。 具体的な内容は、以下のとおり。

I.要求書提出について
要求書提出に至っていない組合は、構成総連交渉推進委員会との連携を図り、「電力総連2004春季生活闘争方針」を踏まえ、遅くとも3月末までに要求書を提出することとする。

II.交渉の進め方について


1.雇用安定の取り組みについて
これまでの取り組みを踏まえ、引き続き雇用安定の重要性について労使の共通認識を醸成すべく協議を徹底する。

2.労働協約に関する取り組みについて
労働協約の締結を前提に、人事条項の整備や労使協議会の設置等、協約内容の整備・充実に向け粘り強く取り組む。

3.賃金改定について
要求前の事前準備や、各構成総連内における定期昇給制度の内容開示を踏まえ、賃金カーブ維持分確保に向け強力な交渉を進める。
また、個別実態を踏まえ電力総連が設定した水準を目指した取り組みを行う組合は、要求に沿った回答を引き出すため更に交渉を強化する。

4.賞与・一時金について
賞与・一時金は年間賃金の一部として組合員の生活設計に重要な役割を担っていることを踏まえ、生活給的部分である年間4.0ヶ月を最低限確保したうえで要求の趣旨に沿った解決を図るべく交渉を強化する。

5.適正な労働時間管理に向けた取り組みについて
各組合は、経営側に適正な労働時間管理の重要性をあらためて提起するとともに、2003年11月に実施した「不払い残業防止キャンペーン」での結果を踏まえ、問題点の洗い出し、問題点の洗い出し、改善策の検討を行うなどの取り組みを行う。

6.パート労働者等全従業員を視野に入れた取り組みについて
社会的に極めて重要な取り組みであるとの認識に立ち、パート労働者等の労働条件等について実態把握を行い、労使間の意見交換に必要な内容の抽出を行うなど、労働条件全般に亘る均等待遇の観点に立った取り組み行う。

III.日程について


1.電力総連全体としては、連合の解決促進ゾーンを踏まえ、昨年より前倒しを図ることを念頭に、3月中決着を目指して最大限の努力を行い、遅くとも4月中解決へ向け交渉を強化する。

2.第1回交渉連絡責任者会議(構成:各構成総連事務局長)を3月31日(水)に開催する。
第3回中央交渉推進委員会については別途調整する。
第2回中央交渉推進委員会 第2回中央交渉推進委員会



2004春季生活闘争 電力部会 全単組が妥結(2004.3.19)
各単組が精力的かつ粘り強い交渉を展開
 2004春季生活闘争における電力総連 電力部会の交渉は、2月19日(木)の一斉要求以降、従来以上に厳しく難しい交渉が展開されましたが、各単組の精力的かつ粘り強い交渉の結果、3月19日(金)夕刻までに全単組が妥結に至りました。 各単組の妥結結果は下記のとおりです。
単組名 賞与(夏季分) 賃金改定 妥結日時
北海道 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 3月18日 23:55
東 北 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 大綱 3月18日 23:10
全面 3月18日 23:50
東 京 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 3月18日 22:25
中 部 1.5ヶ月+285,000円 ベア要求見送り 3月18日 22:30
北 陸 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 3月18日 23:55
関 西 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 3月18日 23:00
中 国 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 3月18日 23:40
四 国 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 3月18日 23:50
新九州 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 大綱 3月18日 23:10
全面 3月18日 23:50
沖 縄 1.5ヶ月+275,000円 ベア要求見送り 3月19日 17:20
原 電 1.5ヶ月+237,000円 ベア要求見送り 3月18日 23:55
電 発 第三次企業革新計画の対応に取り組み中
原 燃 1.5ヶ月+178,000円 ベア要求見送り 3月18日  23:55
※賞与(冬季分)は、夏季分に準ずる。

※電力部会 2004春季生活闘争(妥結) 事務局長コメント(2004.3.19)



2004春季生活闘争 電保部会 全単組が妥結 (2004.3.24)
組合員の努力に正当な評価求める
 2004春季生活闘争における電力総連 電保部会の交渉は、2月19日(木)の一斉要求以降、各単組において精力的に交渉が展開されてきましたが、3月24日(水)夕刻までに全単組が妥結に至りました。 各単組の妥結結果は下記のとおりです。
単組名 賞与(夏季分) 賃金改定 妥結日時
北海道 1.5ヶ月+305,000円 賃金カーブ維持分確保 3月24日 18:00
東 北 1.5ヶ月+277,600円 定昇分確保 3月24日 18:00
関 東 1.5ヶ月+289,700円 定昇分確保 3月24日 14:30
中 部 1.5ヶ月+320,000円 定昇分確認済のため要求せず 3月24日 15:30
北 陸 1.5ヶ月+257,000円 賃金カーブ維持分確保 3月24日 18:15
関 西 1.5ヶ月+294,500円 賃金改定なし 3月24日 16:20
中 国 1.5ヶ月+258,600円 賃金カーブ維持分確保 3月24日 16:00
四 国 1.5ヶ月+272,800円 定昇分確認済のため要求せず 3月24日 16:00
九 州 1.5ヶ月+240,000円 賃金カーブ維持分確保 3月24日 16:00
沖 縄 1.5ヶ月+199,000円 定昇分確保 3月24日 17:00



2004春季生活闘争 電工部会 全単組が妥結 (2004.3.29)
厳しい環境下にも誠意ある回答を求める
 2004春季生活闘争における電力総連 電工部会の交渉は、2月19日(木)の一斉要求以降、各単組において精力的に交渉が展開されてきましたが、3月29日(水)までに全単組が妥結に至りました。

 各単組の妥結結果は下記のとおりです。
単組名 賞   与 賃金改定 妥結日時
北海電工 1.5ヶ月+76,000円(半期) 2,150円
(高卒30歳・勤続12年)
3月26日 22:30
ユアテック 1,170,000円(年間) 要求見送り 3月26日 20:30
関電工 1,030,000円(年間) 3,100円
(高卒30歳・勤続12年)
3月26日 11:30
北陸電工 1,020,000円(年間) 3,112円
(組合員平均)
3月26日 21:45
トーエネック 535,000円(半期) 3,000円
(高卒30歳・勤続12年)
3月29日 17:15
シーテック 1.94ヶ月(半期) 要求見送り 3月26日 17:40
きんでん 業績連動方式 要求見送り 3月26日 14:00
(労協のみ)
中電工 1.5ヶ月+70,000円(半期) 2,200円
(高卒30歳・勤続12年)
3月26日 20:10
四電工 1,100,000円(年間) 4,300円
(組合員平均)
3月29日 15:00
九電工 1,100,000円(年間) 要求見送り 3月29日 15:45



2004春季生活闘争 検集部会 全単組が妥結 (2004.3.29)
粘り強く精一杯の交渉を展開
 2004春季生活闘争における電力総連 電工部会の交渉は、2月19日(木)の一斉要求以降、各単組において精力的に交渉が展開されてきましたが、3月29日(月)までに全単組が妥結に至りました。

 各単組の妥結結果は下記のとおりです。
単組名 賞与 賃金・手数料改定 妥結日時
夏季分 冬季分
北海道 445,100円 445,800円 検針 533円 3/23 15:45
599,500円 601,200円 集金 1,237円
東 北 417,800円 412,600円 全職 241円  
3/20 18:30
北 陸 517,000円 517,000円 検針 0円 3/29 19:00
594,600円 520,100円 集金 0円
東 京 413,000円 416,000円 検針 743円 3/19 18:30
741,100円 746,900円 集金 445円
中 部 744,000円 743,400円 嘱託 要求見送り 3/19 2:10
406,500円 406,900円 検針 要求撤回
中 国 465,900円 473,900円 検針 0円 3/23 17:25
580,700円 588,800円 集金 0円
四 国 485,300円 481,200円 検針 △ 4,978円 3/26 11:00
597,100円 592,600円 集金 △ 8,339円
九 州 565,250円 572,050円 全職 583円 3/24 16:30



電力総連「第3回中央交渉推進委員会」を開催 (2004.4.8)
引き続き交渉を強化することを確認
 電力総連は、4月8日(木)に第3回中央交渉推進委員会を開催し、今次、春季生活闘争の交渉状況と今後の進め方について確認した。
 交渉状況については、4月7日現在で211組合が要求書を提出しており、87組合が妥結していることが報告された。今後の進め方では、要求書提出に至っていない組合は、引き続き要求書提出につなげるよう努力することや4月中解決を目指しながら交渉を強化することなどが確認された。

 具体的な内容は、以下のとおり。

I.要求書提出について


企業業績の判断等の事情により要求書提出に至っていない組合は、引き続き経営状況等について会社側と認識の共有化を図りながら、組合員の努力に報いるべく、要求書提出に繋げるよう努力する。

II.交渉の進め方について


1.賃金改定について
賃金改定については、賃金カーブ維持分の確保に向け、最後まで粘り強い交渉を進める。

2.賞与・一時金について
賞与・一時金については、生活給的部分である「年間4.0ヶ月」を最低限確保する。その上で、既に交渉を終えた組合の成果を活かし、要求の趣旨に沿った解決が図れるよう、最後まで粘り強い交渉を進める。

3.その他の取り組みについて
 「雇用安定の取り組み」、「労働協約に関する取り組み」、「適正な労働時間管理に向けた取り組み」及び「パート労働者等全従業員を視野に入れた取り組み」については、第2回中央交渉推進委員会(3月9日開催)で確認された「今後の進め方」を踏まえ、一歩でも前進が図れるよう交渉の強化を図るとともに、今後の取り組みに繋げていくこととする。

III.日程について


 日程については、第2回中央交渉推進委員会で確認した「今後の進め方」を踏まえ、昨年より前倒しを図ることを念頭に、4月中解決を目指すこととするが、会社側の回答に納得し難い場合は、これにとらわれず、会社側の誠意ある回答を引き出すべく、交渉を強化する。



電力総連 2004春季生活闘争 要求・妥結状況 (2004.5.12)
加盟組合にて継続的に交渉を展開中
 電力総連における2004春季生活闘争は、2月19日(木)の4部会を中心にした一斉要求申し入れ以降、各単組が精力的に要求および交渉を展開してきておりますが、5月12日(水)現在で216組合が要求を提出し、内162組合が妥結に至っています。
今後、各組合とも早期妥結に向けてさらに交渉を強化するとともに、構成総連は、各組合の交渉を側面的に支援することとします。

 具体的な要求・妥結状況は下記のとおり。

【要求状況】
構成総連名 北海道 東北 関東 中部 北陸 関西 中国地方 四国 九州 沖縄 原電 電発
加盟組合数 14 28 41 16 12 28 21 16 38 5 4 9 232
要求組合数 14 27 40 15 11 27 21 13 33 3 4 8 216
<備考>
要求検討組合数
                        0
今後要求組合数         1       3       4
要求見送り組合数   1 1 1       2 2 2     9
対象外組合数           1   1       1 3


【妥結状況】
構成総連名 北海道 東北 関東 中部 北陸 関西 中国
地方
四国 九州 沖縄 原電 電発
電 力 部 会 (13) 1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1   12
電 工 部 会 (10) 1 1 1 2 1 1 1 1 1       10
検 集 部 会 (8) 1 1 1 1 1   1 1 1       8
電 保 部 会 (10) 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1     10
発電所保守部門(27) 1 1 3 2 2 3 3   2   1 1 19
設計・工事部門(39) 3 1 8 2     1   5     1 21
不動産・
ビル管理部門(13)
2 1 1     2 2 1         9
環境・広告部門(8)   1 1   1 1     1     1 6
計器・電気機器部門(29) 1 3   3 1 4 2 2         16
ポール・
送配電線路部門(12)
  1       3 1   2       7
発電・燃料部門(14)   3     2 1 2   1       9
交通・運輸部門(10) 1 1 2     2     1       7
情報・通信部門(16) 1 1 2 1   1 1 1 1   1 2 12
サービス・一般部門(22) 1 2 2 1   3 3 1     1 2 16
計(231) 14 20 23 14 10 23 19 9 17 2 4 7 162

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