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 ふれあいプロジェクト
 ふれあいカンパ活動

(社)協力隊を育てる会「小さなハートプロジェクト」

 世界62ヶ国の途上国で活躍する青年海外協力隊員の活動は、日本人による顔の見える国際貢献として国内外から熱い期待を寄せられています。

 小さなハートプロジェクトは、青年海外協力隊員が現地で行う活動のうち、派遣目的とは別の個人的な活動(現地配属先や協力隊事務局の経費ではまかなえない活動)を支援するもので、隊員からの要請に応じて、その活動資金を日本から直接援助するプロジェクトです。活動が終了すると、隊員から報告書とともに使途明細まで送付されてきます。

 毎年約50件の小さなハートプロジェクトが実施されており、学校校舎や教室設備の建設・修繕、水道関係や衛生施設の設置、保険所整備など医療関係への援助、手芸講習や識字教育など女性グループへの支援、文化財や環境保全への支援などが行われています。

 電力総連は、毎年2件のプロジェクト支援を実施しています。これまで19件の支援を実施してきました。今年は、ニカラグァにおける「エルネスト・セケイラ・ブランコ病院の小児病棟の改築」プロジェクトと、パラグアイにおける「ミタブアハ保育園の増改築」プロジェクトの2件を支援していきます。

プロジェクト名 プロジェクト内容
子供を思う気持ちは世界共通!
安心して遊べる環境を。
エルネスト・セケイラ・ブランコ病院はニカラグァ国内でも開発が遅れた地域にあり、建物の老朽化も加わり環境は良くない。また度重なるハリケーンの影響でプレールームが使用できなくなったため、小児病棟に入院している子供たちは清潔とはいえない廊下で玩具もなく遊んでいる。プレールームを改築して、子供たちが落ち着いた環境の中で遊べるようにしたい。
健康情報発信基地・新型保育園の増改築プロジェクト(地域に開かれた園をめざして…) ミタブアハ保育園は、20年間地域住民により運営されてきたが、部屋数が少なく、遊び場や午睡の部屋、食堂も確保できない。また老朽化もひどく、衛生的環境も良くない状態にある。増改築を行い、子供を預かる保育園としてばかりでなく、健康相談・健康教育・予防接種事業等を地域住民に提供できる場としたい。

電力総連ではこれまでに19件の支援をおこなっています。
1. ボリヴィア サンイシドロ小学校及び幼稚園トイレ増改築 平成6年6月支援
2. ボリヴィア マット、縄跳び購入 平成6年6月支援
3. ボリヴィア 男子孤児院再建 平成6年6月支援
4. ボリヴィア 保育所に食器購入 平成7年5月支援
5. パナマ 栄養失調児保護施設に食品庫設置 平成7年6月支援
6. パナマ 栄養失調児保護施設遊び場整備 平成8年4月支援
7. ボリヴィア 教育図書館設立 平成8年4月支援
8. モロッコ 障害を持つ児童達に衛生的な生活を 平成9年5月支援
9. ガーナ 課外活動支援計画 平成9年11月支援
10. ジンバブエ 老人ホーム支援プロジェクト 平成10年4月支援
11. ケニア 食品調理科ワークショップ衛生環境改善計画 平成10年6月支援
12. ニジェール 手芸工房建設 平成10年12月支援
13. ホンデュラス グアヤボに運動場を 平成11年2月支援
14. ガーナ 地域住民への伝統工芸技術指導に必要な機材の購入 平成11年2月支援
15. グァテマラ エル・アシンタル工業高校明装工事 平成12年1月支援

16.

セネガル 身障害を応援します!! 平成12年3月支援
17. メキシコ セビーナ村水道プロジェクト 平成12年3月支援
18. ザンビア ンゴマ小中学校の学校寮改善 平成13年4月支援
19. グァテマラ フティアパ市営図書館への図書贈与 平成13年10月支援



2002年度ふれあいカンパ支援金贈呈(2002年12月20日)
浜野事務局長、大久保事務局長、黒河内常任理事
浜野事務局長、大久保事務局長、黒河内常任理事



カンパ支援金贈呈が「協力隊を育てる会ニュース」にも紹介されました。
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