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2007年度「地球を救うCOCOちゃん運動」の取り組みについて

 電力総連は、平成 9年(1997年)11月から「地球を救うCOCOちゃん運動」に取り組み、今秋で10年の節目を迎えます。この間、“ネクタイやめタイ運動”や“カイテキ重ね着運動”、COCOちゃん環境家計簿を活用した家庭におけるエコライフ等に取り組んできました。その結果、私たちの地球環境問題に対する意識醸成やライフスタイル、ワークスタイルの改善に一定の効果を上げたものと受け止めています。

 一方、平成 17年(2005年)2月16日に、気候変動枠組条約の目的達成に向け採択された京都議定書が発効しました。地球温暖化対策に関して、温室効果ガスを平成3年(1990年)比で6%削減するためには、平成17年度(2005年度)の速報値で既に8.1%増加しているため、トータル14.1%削減しなくてはなりません。京都議定書で定められている温室効果ガスの6%削減目標達成は極めて困難な状況にあります。また、各部門で見た場合「産業部門」は基準年比から僅かに減少傾向となっていますが、平成22年度(2010年度)の目標に対し「家庭部門」は37.4%増、「オフィスビル等」は42.2%増となっており、国民の意識を高める取り組みが一層求められています。

 こうした状況を背景に、 2007年度「地球を救うCOCOちゃん運動」の取り組みにあたっては、京都議定書の第1約束期間(平成20〜24年)まで1年を切っていることや、国民として「京都議定書目標達成計画」で定めた基本的役割を果たすため、「出来ること、身近なことからまず行動しよう」を合言葉に、家族を含めた電力総連全体へのさらなる運動の広がりに重点を置いた取り組みを、つぎのとおり展開していくこととしますので、構成総連ならびに加盟組合での取り組みをよろしくお願いいたします。

I.オフィスにおける取り組み

1.ネクタイやめタイ/カイテキ重ね着運動
(1) 内 容
 

  夏季はノーネクタイ、冬季は重ね着など気温や体感温度に合わせ、衣服の着用を工夫することによって空調温度の適正化に努めることとします。
  取り組み例として、夏季は「サマースタイルデー」、冬季は「ウインターコレクションデー」や「カジュアルデー」などを設定し、“ノーネクタイ”“ノージャケット”や“暖かい重ね着”を推進し、男女とも気軽に参加し易い環境づくりに取り組むこととします。

(2) 期 間
  夏季は6月〜9月末、冬季は12月〜3月末を重点実施期間とします。
(期間や温度設定は地域事情を考慮して設定してください。)
(3) 対象組織・対象者
  すべての組合事務所および職場事務所において、全組合員が運動に取り組むこととします。
(4) 運動の展開
<各機関共通>
  各機関はこれまでの取り組みを踏まえ、より一層運動が進展するようそれぞれが内容を工夫・検討し、実践することとします。
  地球環境問題等に関する研修会等を開催するなど、 COCOちゃん運動の理解活動に取り組むこととします。
<電力総連>
  電力総連ホームページ、つばさ等を活用して、この取り組み内容を広く周知します。
  各構成総連に対し、運動を展開するための器材や情報を提供します。
  「サマースーツ」については、“ネクタイやめタイ運動”の一つのアイテムとして引き続き活用することとします。
  各構成総連等で行われる研修会等に対し、講師の派遣・研修資料の提供などの支援を行うこととします。
<構成総連>
  機関紙等を活用して、本取り組みを広く周知することとします。
  各加盟組合の取り組みを適宜フォローすることとします。
<加盟組合>
  機関紙等を活用して、取り組み内容を広く周知することとします。
  事業者の理解が得られる事務所等については、空調温度の適正化をはかることとします。

2. 会社側との情報・意見交換の実施
(1)  空調温度の適正化をはじめ、階段利用やミスコピー紙の利用・両面コピーなどオフィスにおけるエコキャンペーン等、労使で協調して取り組める対策について、引き続き年間を通して実施することとします。
(2)  加盟組合においては京都議定書を踏まえ、労使で共に取り組める地球温暖化問題に関する環境対策について、情報・意見交換を行い、認識の共有化を図ることとします。

3. 組合事務所におけるエコチェック運動の展開
 組合事務所においても、CO2削減に向け、つぎのとおり取り組むよう努めていくこととします。
(1)  前年の光熱・水道使用量を把握している組織は、今年もデータを取ることにより使用量を比較し、CO2削減に向けた取り組みに活かして行くこととします。
(2)  データ取得が可能な組合事務所において、上記取り組みをこれまで実践していない組織においては、データ取得するよう努めていくこととします。

II.家庭におけるエコライフの取り組み

1.オリジナル・エコライフ運動
(1) 内 容
   身近なことから出来る家庭のエコライフを実践することとします。
(2) 対象者
   全組合員とその家族
(3) 期 間
   年間を通した運動をベースに、夏季を 7〜9月末、冬季を12〜2月末に設定することとします。
(4) 運動の展開
<電力総連>
運動の器材「 COCOちゃん環境家計簿2007」と、参考となる資料等を構成総連に提供することとします。(6月上旬目途)

COCOちゃんエコシール、COCOちゃん買い物バックを製作、配布します。
※配布数量は、別途、連絡します。

<構成総連および加盟組合>
「 COCOちゃん環境家計簿2007」をベースに取り組みを実践するよう、組合員に周知することとします。取り組みにあたっては、アイデアを加えたオリジナル・エコライフ運動も実践していくこととします。
家庭における「家族団らん・エコ会議」を開催し、地球環境問題について話し合うこととします。
連合エコライフ運動において実施する予定の、レジバック運動( COCOちゃん買い物バック等を活用)を展開することとします。

【労使共同行動の実施】
  (今年度、実施する内容)
(1)  環境月間にあわせ、「地球環境問題に取り組む 〜環境家計簿の実践〜」を内容とした労使共同ポスター(電力総連、電気事業連合会の連名)を作成、組合および事業者の掲示板に貼付することとします。

(2)

 組合員、従業員の自主的参加による「環境家計簿」の実践
※組合員は「電力総連 COCOちゃん環境家計簿2007」を活用することとします。


2.「COCOちゃんエコチャレンジファミリー」 の報告
 「 COCOちゃんエコチャレンジファミリー」として「COCOちゃん環境家計簿2007」に取り組んだ組合員とその家族数を各構成総連で集約し、その結果を電力総連に報告することとします。

III.マイ箸運動の推奨・実践(組合員エコアイデアの実践)
  組合員から提案のあったエコアイデアの中から、組合員一人ひとりが実践できる運動として、「マイ箸」運動に取り組んでいくこととします。 (「マイ箸」をクリックしてください。)
  現在日本では1年間に約 250億膳、国民1人あたり約200膳の割り箸が使われています。これは標準的な2階建木造住宅に換算しておよそ2万棟分にあたる木材量であると言われています。割り箸の生産は、かつては、間伐材利用に役立つと奨励されましたが、近年は、安価な輸入材が大半を占めています。2003年の林野庁資料によると、割り箸の97%が輸入材で、その99%が中国産であり、日本での割り箸消費のために、中国をはじめシベリアなどの原生林が伐採されています。
  以上を背景に、今年度、電力総連大の取り組みとして、CO2を吸収する世界の森林の保全に少しでも寄与することを目的に、割り箸を使用しない「マイ箸運動」の取り組みを進めることとします。
(1) 運動のねらい
森林資源保全に対する組合員およびその家族の関心を高める。
ゴミ減量による、CO2排出量の削減および焼却エネルギーの減。
(2) 取り組み内容
  各機関
  組合員が「マイ箸」を使用する習慣をつけていくよう広報を行うこととします。
  組合役員
  「身近なことから行動しよう」を合言葉に、今年度、組合役員が率先して実践することとし、組合員・非組合員を問わず運動を拡大していくこととします。
  全組合員
  職場、事務所での昼食においては、マイ箸を使用するよう努めることとします。
  弁当等を購入時には、割り箸を受け取らないよう努めることとします。(弁当に包装してあるものはやむを得ない。)
  外食等でも可能な限り「マイ箸」を使用するよう努めることとします。
  家庭内においても、運動の輪を広げていくこととします。

※「マイ箸」は各自が購入することとする。
  なお、 電力総連は要望により購入先等の紹介を行うこととします。


IV.理解・要請活動等の取り組み

1. 京都議定書目標達成計画「国民の基本的役割」などの周知
 「国民の基本的役割」の周知や環境月間など政府の取り組みと連動させることにより、「地球を救う COCOちゃん運動」の取り組みを身近に感じてもらえるような広報活動を行うこととします。
京都議定書目標達成計画「国民の基本的役割」の周知
チーム・マイナス6%から提供される情報の活用・周知
環境月間(6月)と連動した取り組みの強化

3R推進月間(10月)と連動した取り組みの強化


2. 各地域での運動の理解と促進
 各地域での運動の理解と促進が図られるよう、「地球を救う COCOちゃん運動」を柱に、連合エコライフ21などと連動させつつ、地方連合会、地方議会において、組織内議員と連携するなどして取り組むこととします。

以上

【参考】

環境の日及び環境月間とは

 6月5日は環境の日です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。
  「環境基本法」は、事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨にふさわしい各種の行事等を実施することとしています。
 我が国では、環境庁の主唱により、平成3年度から6月の一ヶ月間を「環境月間」(昭和48年度〜平成2年度までは、6月5日を初日とする「環境週間」)とし、全国で様々な行事が行われています。世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。


3R推進月間とは

 10月は「3R推進月間」です。3R(スリーアール)とは、資源の無駄遣いをなくし、ごみを減らす「 Reduce」、使えるものを再使用する「Reuse」、そして資源を再生利用する「Recycle」のこと。これは、限りある資源をできるだけ有効に使い、環境と経済を両立する「循環型社会」のキーワードです。「買い物袋を持参する」「過剰包装を避ける」「分別回収に協力する」など、環境にやさしい生活を心がけましょう。
また、3R推進月間に併せて、内閣府、経済産業省、環境省、ごみゼロパートナーシップ会議、全国の都道府県では、「環境にやさしい買い物キャンペーン」を共同で実施し、「買い物」における3R行動の実践を呼びかけます。


参考資料: ネームプレート (word:477KB)
  環境家計簿 2007(家庭版) (excel:81KB)
  環境家計簿2007(オフィス版)(excel:113KB)
  COCOちゃんチェックシート(家庭版)(excel:244KB)

連合エコライフ21の取り組み

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