女性役員連絡会

女性は労働組合の中で輝ける

竹詰ひとし組織内候補予定者の必勝に向け、政治参画の意義を高める

電力総連は、令和3年11月19日(金)~20(土)の2日間に亘り、女性役員連絡会を開催(オンライン併用)し、各構成総連、加盟組合の女性役員(専従・非専従)26名が参加した。電力総連では、男女平等参画推進計画に基づき活動を展開しており、ポジティブアクションとして「女性組合役員の育成と継続支援」「多様なネットワークづくりとニーズの引きだし」に取り組み、執行委員への女性の参画を高め、男女が共に主体的に参画する魅力ある労働組合を構築していくとしている。
冒頭、末竹組織局長より「女性役員のスキルアップ支援等を運動方針に掲げており、全国から女性役員を一堂に集め、横の連携機会とみなさんの経験を共有し、役員としてのスキルアップにつなげげたい」との挨拶が述べられた。

女性委員会の活動報告
左から小塚主査、竹田副主査

はじめに電力総連女性委員会が取り纏めた「電力総連男女平等参画推進計画のさらなる取り組みの促進に向けた女性委員会の取り纏め報告」を行った。本報告については、過年度に開催された女性役員連絡会において、女性が活躍しやすい組合活動や職場環境整備に関するアンケートを実施し、電力総連で働く女性役員の声を踏まえ、環境改善やその対策として女性役員のスキルアップに向けた支援の必要性に着目し、女性役員の育成・定着につなげるアクションとして「女性役員育成のCDP(キャリア・デベロップメント・プログラム)の作成」を推奨する。などの活動報告を取りまとめており、男女平等参画推進に必要だと考えられる三つの視点①女性役員の増員②女性役員の活動の継続と定着③女性役員のスキルアップを踏まえた組織運営の必要性について、報告がなされた。

続いて、組合活動の課題の共有など参加者が事前に取り纏めた情報交換シートをもとに、意見交換を実施した。執行委員としての心構え、組合活動の中での課題や、女性が組合活動に参画するために必要なこと、女性役員を続けるために必要なことなどについて活発な論議となった。
その後、政治活動参画意識高揚の取り組みとして、組織内国会議員との意見交換を実施した。再生可能エネルギー政策による自然破壊、夫婦別姓に課題などについて参加者から声があがった。両議員の活動や考えなどを直接聞き、思いを伝えることでこれまで以上に参画意識が高まった。

職場の課題を切実に訴え、政治参画の意義を高める

2日目は、昨日に行った意見交換を踏まえ、グループ発表を行い、全体共有を図った。男女平等参画を進めていくためには、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見・思い込み)を認識することや女性に対する過度な配慮(好意的差別)をなくしていくこと、人間としての尊重の意識を常に持つことが大事であるなどの発表が行われた。相互間での意見交換では、生理休暇の申請がしづらい現状について、加盟組合の中では名称を「L休暇」と名称を変更する取り組みを進めているなどの情報共有も行われ、有意義な意見交換となった。

女性役員の人脈が広がり互いに刺激し合う

講師:(左から)久田労働政策部長、
畠山連合運動企画局局長

続いて、パネルディスカッションとして講師に電力総連執行役員経験者の畠山氏(連合 運動企画局局長)、久田氏(電力総連 労働政策局部長)を招き、「女性は労働組合で輝ける」と題し講演を行った。畠山氏からは組合活動のターニングポイントとなった「主体的に活動する楽しさ、切磋琢磨しながら達成させる喜び」や「立場は人を育てる、私らしい活動としてわかりやすく・親しみやすく」取り組んできたことをご紹介いただいた。また、職場や労働組合で女性が輝くためには、「自己表現の場としてとらえ、自分らしさを表現すること」「男女の差を感じさせない本気の姿勢」「実績を積み重ね、いなくてはならない人材へ」「自分の強み・長所を活かす」ことなどの重要性が語られた。最後に、「すべては“機会”から始まる、引き受けなれば始まらない。」「1人よりも2人、活躍する女性を増やすこと。“男らしい女性”ではなく“多様な女性”参画」「あなたと一緒に活動したいといわれる女性になろう」と呼びかけた。

久田氏からは「今年から電力総連執行役員(労働政策部長)となり、未経験のことに戸惑うこともあるが、仕事の学びと組合の学びは相互関係にある。何かを伝えることの大切さは変わらない。」とし、多くの組合員に組合活動を理解してもらうために「春闘などをわかりやすく発信したい」などと述べた。最後に、「深く感情の共有ができる仲間を見つける大事さ」や「準備された『ゲタ』を履いてみる」ことの大切さを伝え、「ゲタを履いていることは恥ずかしいことではない、あなたのための、あなたにしか履けないゲタです。最後にはピカピカのシンデレラのガラスの靴になってます!」と呼びかけた。参加者からは、「畠山さんが連合会長の芳野さんを、そして久田さんが畠山さんをロールモデルとして取り組んできたように、私たちも本日のお2人をロールモデルとして取り組んでいきたい」などの声が上がった。

最後に、第26回参議院議員通常選挙 組織内候補予定者である「竹詰ひとし氏」を迎え、これまでの活動の中で感じていることや男女平等参画ついて触れ「男性も女性も誰もが輝ける社会にしていきたい」とのお話いただいた。その後、参加者と意見交換を行い、多くの質問が寄せられた。改めて組織一丸となって支援することを参加者全員で誓い合った。閉会のあいさつでは、末竹組織局長より「二日間を通して何かしら新たな気づきがあれば幸い。更に、それぞれの持ち場、立場において、その『気づき』を女性役員としての『成果』につなげて欲しい。電力総連としては、スキルアップの場を今後も設けていきたい。益々の活躍を期待する」と述べ、連絡会を終了した。

以上