国際活動
国際労働財団(JILAF)インドネシア・フィリピンチームと国際連帯・相互理解を図る!

2023年2月2日(木)、ふれあいプロジェクトなどで関わりが深い、財団法人国際労働財団(Japan International Labour Foundation 通称JILAF)の招へい事業で来日した「インドネシア・フィリピンチーム」の訪問を受け、産別活動の概要を説明するとともに、意見交換を行った。
JILAFは設立以来、活動の柱の一つとして招へい事業を展開し、毎年、諸外国から労働組合指導者約120名を招へい(オンラインプログラム含む)している。招へいプログラムでは、日本の労働運動を理解してもらうことが重要な使命であると考え、日本の労働・社会保障制度、労使関係等に関する講義や連合本部、構成組織等への訪問し、民主的労働運動の取り組みなどの学習機会を提供している。
今回そのうちの1チームである「インドネシア・フィリピンチーム」については、産業別労働組合講義のカリキュラムとして電力総連が受け入れを実施したものであり、インドネシアから6名、フィリピンから7名のメンバーが電力総連を訪問した。また、本チームのJILAF担当職員は、電力総連特別執行委員の松井氏(関西電力総連 関西電力労働組合出身)が担当した。
「組合の組織化の最小人数」、「労働災害が多く発生する職場における特別な労働協約や男女差の有無」、「自然災害や国際情勢を経てエネルギーの持続性に向けた電力総連としての取り組み」、「再エネ導入に伴う課題点や課題に向けた対応」、「ロボットの導入」、「電力総連の組合員が減っていることに対する危機感」、「女性組合員増に向けた取り組み」など、活発な意見交換となった。
最後にチームを代表してルイ委員長(フィリピン ジェリビーフーズ労働組合)から感謝の挨拶を受け、インドネシアチームの全インドネシア労働組合総連合(KSPSI)に所属するアフィフ副事務局長からは友好の品が贈呈された。


友好の品贈呈
(左からファウジア女性委員会委員長、
アフィフ副事務局長)