ふれあいプロジェクト(社会貢献活動)

ふれあいプロジェクトとは

あなたの「温かいハート」と「優しい手」を待っている人がいます。

ふれあいプロジェクト

電力総連社会貢献活動は、電力総連国際活動あり方検討委員会での論議を経て、 1995年度より「ふれあいプロジェクト」として展開していくこととなりました。
ふれあいプロジェクトは、全組合員参加による「ふれあいカンパ」を財源として、国際的社会貢献活動と国内での社会貢献活動の両方面での活動を実施しています。
国際活動では、海外で人道的活動を行うNGO団体を、ふれあいカンパで集約した浄財で支援するとともに、組合員自らが汗を流すマンパワー活動として、「人間と地球のふれあいセミナー」を実施しています。
国内活動としては、今日まで実践してきた各構成総連や各単組の活動を基本に、構成総連や単組で展開しています。

私たちを取り巻く環境

日本は今、少子高齢社会の到来、戦後最大の経済不況を背景に失業や犯罪の増加などにより、豊かで安らぎのある地域社会、家庭生活が崩壊しつつあります。また、世界に目を向けても、人種・民族・宗教などに起因する地域紛争の多発や、テロという新たな脅威が引き起こす世界規模の紛争危機など多くの難題を抱えています。一方、私たちの命の星「地球」も、人類が便利さ豊かさを追求した結果、地球規模の環境破壊が進み、見えないところで、聞こえない悲鳴をあげています。
私たちは、地球上に存在する多くの動植物のうち、ひとりの人間として存在しています。しかし、決してひとりではなく家族と生活し、仲間と仕事をして、余暇を楽しんでいます。地域社会においては、地域を支えるマンパワーでもあり、日本国民であり、世界の一員でもあります。

勇気を出して小さな一歩を

最初は誰もがためらいます。しかし、あなたの小さな一歩は確実に前に進みます。例えば「ふれあいカンパ」は、電力総連という組織を通じて、大きな活動へとかわり、世界各国の人々のために役立っています。
二歩目はあなたのマンパワーを貸してください。電力総連は、加盟各組織でさまざまな社会貢献活動を実施しています。リフレッシュのためにも、職場中心の生活から少し離れて、家族や友人とともに参加してみましょう。また、これからは地域社会とのつながりなどが大切になってきます。余暇時間などを利用して地域社会に貢献する活動を行いながら、視野を拡げるとともに、バランスのとれたライフスタイルを目指しましょう。
地域社会はあなたのマンパワーを待っています。

ふれあいプロジェクトのアクション

ふれあいカンパ

電力総連組合員の「温かい心」をひとつにする活動です。一人ひとりの取り組みは小さくても、ひとつになると大きな支援になります。組合員の皆さんからお預かりした大切な浄財は、海外で人道的活動を中心に行う NGO団体や連合に拠出し、国内外のNGOやNPO団体の活動支援に活かされています。また、その一部を「ふれあい基金」に積み立て、電力総連社会貢献活動の財源として活用しています。

ふれあい基金(電力総連社会貢献活動連帯基金)

ふれあいカンパによって集まった浄財を、基金として全額積み立てています。使途については、電力総連が展開する社会貢献活動費用として拠出する以外は認めていません。人間と地球のふれあいセミナーの開催費用も、この基金から拠出していくこととしています。

人間と地球のふれあいセミナー

海外での植林活動を通じて、地球規模で進む環境問題に対する意識高揚を図ることや、現地での交流を通じて、私たちが忘れかけている人間の持つ「優しさ」「思いやり」という感性を再認識することを目的に毎年実施しています。また、金銭的な支援だけでなく、マンパワーで汗を流す国際社会貢献活動として、現地に根ざした活動を継続的に展開しています。

場所 フィリピン共和国ヌエバヴィスカヤ州アリタオ
内容 70年代に華僑によって乱伐され荒地化した山への植林作業
ホームステイ、ホームビジットによる現地生活体験
ふれあいカンパで支援しているNGO団体の活動視察 など

電力総連は、毎年セミナー参加者を派遣し、1万本を超える苗を植林しています。現地は、電気や水道設備もなく、バンブーハウス(竹で編んだ高床式小屋)で寝起きし、汗と泥にまみれながら植林活動を行います。太陽とともに目覚め、昼は植林作業、陽が沈み夜になったら寝る。という人間本来の生活を体験できます。

2022年 第25回人間と地球のふれあいセミナーの活動の様子

地元参加者との集合写真
荒地化した山への植林作業
ふれあいカンパで支援しているNGO団体の活動視察(出前教室)

ふれあいカンパ活動

「ふれあいカンパ」活動は、加盟組合員のみなさまの温かい善意によって取り組みが進められています。一人ひとりの行動は小さくても、それがひとつになると大きな支援につながります。集められた浄財は、以下の組織・機関団体に分配し、それぞれの場所で役立てていただいており、私たちの気持ちがいろいろな形になって活かされています。

1.目的

電力総連社会貢献ボランティア活動「ふれあいプロジェクト」 を展開していくにあたって、その財政基盤の充実と理解活動の展開による連帯参加意識を高めることを目的としています。

2.方式

全構成組織組合員による任意カンパ

3.ふれあいカンパの分配

連合「愛のカンパ」への協力

連合「愛のカンパ」は、人間の生存を脅かしている自由や平和の危機、人間にとって固有の権利であるべき人権に対する弾圧や貧困、飢餓などで苦しんでいる国内外の多くの人々への積極的な支援を行い、未来に希望を持ち、自由・平等・公正で平和な世界の建設に貢献することを目的としています。毎年 10月~12月を取り組み重点月間として、連合に加盟する全構成組織、全地方連合会により展開されています。
集まったカンパ金は、人権・人道分野へのサポート、障害者分野へのサポート、子供分野へのサポート、環境分野へのサポート、福祉分野へのサポートと、大きく 5つの分野で区分され、各種NGO・NPO団体の支援に使われています。
連合加盟の主要産別でもある私たち「電力総連」としても、趣旨を理解したうえで毎年協力してきています。

4.特別カンパ

更新中

人道的支援を中心に活動を行うNGOへの事業支援

  • (公財)オイスカ 子供の森計画への支援/ヌエバビスカヤ植林プロジェクトの支援
  • (一社)協力隊を育てる会 「小さなハートプロジェクト」
  • (公社)日本ユネスコ協会連盟 「ネパール寺子屋プロジェクト」
  • (公財)国際労働財団(JILAF)ネパールの学校プロジェクト
  • (公財)ジョイセフ アフガニスタンでの母子保健クリニック支援
  • (特非)国連UNHCR協会 難民の子供たちへの教育支援
  • (特非)日本国際ボランテイアセンター(JVC)ラオスにおける森林保全活動への支援

電力総連「ふれあい基金」への積み立て

電力総連ボランティア連帯基金「ふれあい基金」は、「ふれあいカンパ」により集まった浄財の中から、 NGO 団体への支援金、連合愛のカンパへの拠出金を差し引いたもの全額を積み立てています。
この基金は、ふれあいプロジェクトを支える財政基盤とし、他への流用はしないという取決めのもとで運用されており、利息の一部を「人間と地球のふれあいセミナー」に活用しています 。

2023ふれあいカンパの展開

~ひとりひとりの小さなボランティア活動~

8月~10月を重点期間と位置づけ、年間を通して「ふれあいカンパ」活動を展開します。
この活動は、電力総連の社会貢献活動「ふれあいプロジェクト」を展開していくにあたって、その理解活動の展開によって連帯参加意識を高めることを目的としています。
具体的には、全構成組織の組合員を対象として任意カンパを募ることとし、各構成総連の創意工夫のもとに展開されます。
集められたカンパ金は、①連合「愛のカンパ」への拠出、②人道的支援を中心に行うNGO団体等への事業支援、③「ふれあい基金」への積立にそれぞれ配分し活用します。 組合員の皆さまからの積極的なご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

2023ふれあいカンパ

[重点実施期間]8月1日~10月31日

2023ふれあいカンパ ポスター・チラシ

2023ふれあいカンパ ポスター
2023ふれあいカンパ チラシ

NGO活動報告

協力隊を育てる会小さなハートプロジェクト

協力隊を育てる会より、小さなハートプロジェクト支援の礼状とその活動報告が届きました。
ふれあいカンパ金が有効に活用され、現地の方々に喜ばれています。
皆様のご支援に心から感謝申し上げます。

プロジェクト現地報告

ボリビア

タンザニア

パナマ

ニカラグア

日本ユネスコ協会寺子屋活動

電力総連が活動を支援している(公社)日本ユネスコ協会連盟の「ネパール寺子屋プロジェクト」の報告をいただきましたのでPDFデータを掲載いたします。学校が建設に際し、私たちのカンパ金も活用されており校舎の銘板には「DENROKUSOREN」の文字が刻印されています。

このたび、インドのコラビ村に電力総連の名前が刻まれた寺子屋が建設されました。
皆様の善意に心から感謝申し上げます。
以下は日本ユネスコ協会松本さんの現地視察報告です。

ユネスコ世界寺子屋運動20周年記念式典

2009年11月8日、世界寺子屋運動20周年記念「日本ユネスコ運動全国大会in横浜」において、電力総連の寺子屋運動への支援に対して、感謝状がおくられました。 電力総連は1995年から「ふれあいカンパ」から日本ユネスコ協会連盟の世界寺子屋運動を支援してまいりました。
当日は内田事務局長が式典に臨み、松田会長から感謝状をいただきました。

ジョイセフ

国連UNHCR協会